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(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第3四半期 159,222 89,096 46.2
2019年3月期 168,097 92,310 45.0
(参考) 自己資本 2020年3月期第3四半期 73,534 百万円 2019年3月期 75,652 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 ― 23.00 ― 23.00 46.00
2020年3月期 ― 12.00 ―
2020年3月期(予想) 13.00 25.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 160,000 △5.4 2,500 △52.7 1,950 △62.7 800 98.6 33.65
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 : 無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ―社 (社名) 、除外 ―社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 25,055,636株 2019年3月期 25,055,636株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 1,279,060株 2019年3月期 1,285,878株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 23,772,016株 2019年3月期3Q 23,769,759株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断す
る一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々
な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項
等については資料P.3「(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………8
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………9
1
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間における世界経済につきましては、米国では雇用環境は底堅さを維持しており、秋の米大
統領選を控え、米中貿易摩擦については部分合意がなされるなど、短期的には沈静化が図られている一方、中東和平問
題による地政学リスクは増しております。中国では依然として減速傾向が続いており、その他新興国では中国の不振の
影響を受け市場の減速感が強まっております。
一方、日本経済は、堅調な雇用環境を背景に緩やかな回復基調が続いているものの、米中貿易摩擦の影響で外需が減
少し、内需でも消費税増税に対する心理的影響やインバウンド需要の落ち込み懸念など不透明感があることから、今後
の経済動向にさらに留意する必要があります。
当社グループが関連する自動車産業におきましては、米国では、ピックアップトラック、SUVなど「ライトトラック」
は好調な反面、セダンや小型車の販売は低迷が続いております。中国においては、米中貿易摩擦の影響などにより生産
販売台数ともに前年割れが続いております。東南アジア等そのほかの地域においてはインドなど一部新興国での生産販
売が低迷しております。なお国内は、全体としては生産はほぼ横ばいとなったものの 2019年10月からの消費増税の影響
を受け、販売は失速傾向に転じました。またカーメーカーによって生産販売台数にばらつきのある状況が続いておりま
す。
このような状況下におきまして、当社グループの売上高は前年同期比5.1%減の117,265百万円となりました。利益面で
は、米国では生産が減少する中、テネシー拠点での大幅な収益改善はあったものの、日本、中国、タイでの生産の減少
などにより、営業利益は前年同期比71.2%減の1,004百万円となりました。経常利益は、前年同期での為替差益計上から、
当第3四半期連結累計期間では為替差損計上となったことなどにより、前年同期比88.6%減の416百万円となりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益は、投資有価証券評価損の計上もあり、前年同期に比べ2,477百万円減の396百万円
の損失となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間の為替換算レートは、109.12円/ドル(前第3四半期連結累計期間109.60円/ドル)
であります。
セグメントの状況は、以下のとおりであります。
➀ 日本
主要得意先の生産台数の減少や海外からのロイヤルティ収入の減少に加え、金型・設備売上の減少などにより、売上
高は前年同期比12.2%減の38,111百万円となりました。営業利益は売上減少による影響に加え、償却費などの増加によ
り前年同期比66.9%減の1,053百万円となりました。
② 米州
米州における売上高は、米国でのセダンや小型車の販売低迷による主要得意先の減産影響はあったものの、メキシコ
では新規受注に伴い生産が増加したことなどにより、前年同期比ほぼ横ばいの50,780百万円となりました。
損益面では、米国テネシー拠点での大幅な収益改善やアラバマ拠点の立上げ費用が一巡したことなどにより、前年同
期に比べ373百万円改善したものの黒字化には至らず1,300百万円の営業損失となりました。
➂ アジア
中国、タイでの主要得意先の大幅な生産販売台数減少などにより、売上高は前年同期比13.5%減の37,993百万円、営
業利益は前年同期比53.8%減の1,072百万円となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産の部)
流動資産は、前連結会計年度末と比べ4,479百万円減少の62,943百万円となりました。これは、「受取手形及び売掛
金」が2,121百万円、「製品」が1,132百万円増加したものの、「現金及び預金」が8,099百万円減少したことなどにより
ます。
固定資産は、前連結会計年度末と比べ4,396百万円減少の96,278百万円となりました。これは、「有形固定資産」の
「機械装置及び運搬具」が4,495百万円減少したことなどによります。
この結果、総資産は前連結会計年度末と比べ8,875百万円減少の159,222百万円となりました。
2
(負債の部)
流動負債は、前連結会計年度末と比べ1,283百万円減少の38,990百万円となりました。これは、「1年内返済予定の長
期借入金」が2,059百万円増加したものの、「短期借入金」が2,586百万円、「電子記録債務」が886百万円減少したこと
などによります。
固定負債は、前連結会計年度末と比べ4,378百万円減少の31,134百万円となりました。これは、「長期借入金」が
3,571百万円減少したことなどによります。
この結果、負債合計は前連結会計年度末と比べ5,662百万円減少の70,125百万円となりました。
(純資産の部)
純資産合計は、前連結会計年度末と比べ3,213百万円減少の89,096百万円となりました。これは、「株主資本合計」の
うち「利益剰余金」が1,228百万円、「その他の包括利益累計額合計」のうち「為替換算調整勘定」が779百万円、「非
支配株主持分」が1,183百万円減少したことなどによります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期の業績予想については、2019年8月7日の第1四半期決算発表時における公表値に対し、売上高は当第3四半期
までの実績及び最近の事業環境を踏まえ、30億円の減収予想(1,630億円→1,600億円)といたしました。利益面につい
ては、当社を取り巻く環境は依然厳しい状況ではありますが、全社をあげてあらゆる分野において聖域を定めない緊急
収益改善活動を継続中であり、これらの改善効果を踏まえて予想を据え置きました。
3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 24,970 16,870
受取手形及び売掛金 19,842 21,963
電子記録債権 2,122 2,450
製品 5,340 6,472
原材料及び貯蔵品 934 1,020
部分品 2,804 2,382
仕掛品 6,878 6,158
その他 4,659 5,832
貸倒引当金 △130 △207
流動資産合計 67,422 62,943
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 19,505 18,270
機械装置及び運搬具(純額) 53,426 48,930
その他(純額) 12,975 14,890
有形固定資産合計 85,907 82,092
無形固定資産 418 302
投資その他の資産 14,349 13,883
固定資産合計 100,675 96,278
資産合計 168,097 159,222
4
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 14,117 13,429
電子記録債務 3,401 2,514
短期借入金 10,694 8,107
1年内返済予定の長期借入金 1,218 3,278
未払法人税等 1,278 438
賞与引当金 1,347 1,320
役員賞与引当金 81 60
その他 8,133 9,839
流動負債合計 40,273 38,990
固定負債
長期借入金 31,333 27,761
退職給付に係る負債 1,276 1,080
その他 2,903 2,293
固定負債合計 35,513 31,134
負債合計 75,787 70,125
純資産の部
株主資本
資本金 6,200 6,200
資本剰余金 10,329 10,328
利益剰余金 67,195 65,966
自己株式 △1,836 △1,826
株主資本合計 81,888 80,669
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 3,022 2,753
為替換算調整勘定 △8,879 △9,659
退職給付に係る調整累計額 △378 △228
その他の包括利益累計額合計 △6,235 △7,134
新株予約権 649 737
非支配株主持分 16,008 14,825
純資産合計 92,310 89,096
負債純資産合計 168,097 159,222
5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 123,619 117,265
売上原価 109,416 105,345
売上総利益 14,202 11,919
販売費及び一般管理費 10,718 10,915
営業利益 3,484 1,004
営業外収益
受取利息 199 179
受取配当金 257 223
為替差益 93 ―
その他 142 77
営業外収益合計 692 480
営業外費用
支払利息 525 566
為替差損 ― 476
その他 4 24
営業外費用合計 530 1,067
経常利益 3,646 416
特別利益
固定資産売却益 39 11
受取和解金 212 ―
その他 39 0
特別利益合計 291 11
特別損失
固定資産廃棄損 130 17
減損損失 310 0
投資有価証券評価損 ― 222
その他 ― 0
特別損失合計 441 241
税金等調整前四半期純利益 3,496 186
法人税等 1,013 435
四半期純利益又は四半期純損失(△) 2,482 △248
非支配株主に帰属する四半期純利益 402 148
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
2,080 △396
に帰属する四半期純損失(△)
6
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 2,482 △248
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △1,102 △268
為替換算調整勘定 △681 △1,445
退職給付に係る調整額 48 176
その他の包括利益合計 △1,735 △1,537
四半期包括利益 746 △1,786
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 808 △1,295
非支配株主に係る四半期包括利益 △61 △490
7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当する事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当する事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用
後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
ただし、当該見積実効税率を用いて税金費用を計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、法定実効税率
を使用する方法によっております。
8
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
合計
日本 米州 アジア
売上高
外部顧客への売上高 30,070 50,430 43,117 123,619
セグメント間の内部売上高
13,357 261 815 14,433
又は振替高
計 43,427 50,692 43,933 138,052
セグメント利益
3,179 △1,674 2,324 3,829
又はセグメント損失(△)
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容
(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
利益 金額
報告セグメント計 3,829
セグメント間取引調整額 △345
四半期連結損益計算書の営業利益 3,484
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
合計
日本 米州 アジア
売上高
外部顧客への売上高 28,951 50,484 37,829 117,265
セグメント間の内部売上高
9,159 296 163 9,619
又は振替高
計 38,111 50,780 37,993 126,885
セグメント利益
1,053 △1,300 1,072 825
又はセグメント損失(△)
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容
(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
利益 金額
報告セグメント計 825
セグメント間取引調整額 178
四半期連結損益計算書の営業利益 1,004
9
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