2020 年4月 27 日
各 位
会 社 名 株式会社リミックスポイント
代表者名 代表取締役社長 CEO 小田 玄紀
(コード番号:3825)
問合せ先 取締役 CFO 廣瀬 卓也
(TEL:03-6303-0280)
第三者割当による第 12 回新株予約権(行使価額修正条項付)
の取得及び消却に関するお知らせ
当社は、2020 年4月 27 日開催の取締役会において、2020 年2月6日に発行いたしました株式会社リ
ミックスポイント第 12 回新株予約権(行使価額修正条項付)
(以下「本新株予約権」といいます。
)につ
きまして、下記のとおり、2020 年5月 13 日付で残存する本新株予約権の全部を取得し、取得後直ちに取
得した本新株予約権の全部を消却することを決議いたしましたので、お知らせいたします。
記
1.取得及び消却する本新株予約権の内容
株式会社リミックスポイント第 12 回新株予約権(行
(1) 取得及び消却する新株予約権の名称
使価額修正条項付)
(2) 取得及び消却する新株予約権の数
215,020 個
(※1)
(3) 取得日及び消却日(※2) 2020 年 5 月 13 日
(4) 取得価額 (※1) 35,263,280 円(本新株予約権1個につき 164 円)
(5) 消却後に残存する新株予約権の数 0個
※1 上記「(2) 取得及び消却する新株予約権の数」及び「(4) 取得価額」はいずれも 2020 年4
月 27 日時点の見込みであり、取得日である 2020 年5月 13 日において残存する本新株予約
権の全部を取得します。上記は、2020 年4月 27 日時点の残存する本新株予約権の数及びこ
れに基づく取得価額となります。
2 本新株取得権の取得は、当社取締役会が本日発行を決議した株式会社リミックスポイント第
13 回新株予約権(行使価額修正条項付)の払込金額全額が払い込まれることを条件としてお
ります。
3 本新株予約権の詳細につきましては、2020 年 1 月 21 日付「第三者割当により発行される第
12 回新株予約権(行使価額修正条項付)の募集に関するお知らせ」をご参照ください。
2.新株予約権の取得及び消却の理由
当社は、金融関連事業における当社孫会社である株式会社ビットポイントジャパン(以下「BPJ」と
いいます。)の自己資本健全化のための財務基盤の強化を基礎に、金融関連事業における安定収益の確
保及び事業の持続的成長を図り、かつ、事業ポートフォリオの最適化・再構築の推進を通じたグループ
の収益機会の最適化を推進するために、①BPJ の自己資本健全化のための財務基盤強化、②金融関連事
業における取引システムの追加開発・システムインフラの増強、③金融関連事業におけるリスク管理及
びコンプライアンス態勢の強化、④電力売買事業における電力調達資金増強、⑤エネルギー関連事業に
おける新規事業開発対応、⑥旅行関連事業における事業用資産調達対応、⑦ブロックチェーン関連事業
への投資への充当を目的として、2020 年2月6日に本新株予約権を発行いたしました。
しかしながら、新型コロナウイルス感染拡大による世界経済への影響の深刻化に対する懸念から、株
式市場は 2020 年2月中旬から大幅な下落相場となり、それにあわせて当社株価も大きく低迷いたしま
した。本新株予約権につきましては、2020 年4月 27 日までに、24,500 個(2,450,000 株)が行使(発
行総数に対する行使率 10.23%)され、行使による払込金額は 273,450,000 円となっておりますが、当
社株式終値は、2020 年3月中旬以降 2020 年4月8日までの間、本新株予約権の当初下限行使価額であ
る 93 円をおおむね下回って推移いたしました。その後、当社株価は一時的に回復いたしましたが、割
当先による本新株予約権の行使は 2020 年3月 12 日以降本日まで進んでおらず、かつ、新型コロナウ
イルス感染拡大の長期化・深刻化の懸念も拭えず今後の株式市場の回復見込みも不透明であることから、
本新株予約権の行使による資金調達は、当初予定していた金額に満たない可能性、本新株予約権の行使
完了までに相当の時間を要する又は行使期間内に行使が完了しない可能性があり、当社グループの資金
計画及び事業計画の進捗に大いに支障をきたすおそれがあります。
そこで、現在の株式市場環境、改正金融商品取引法の施行と BPJ における自己資本健全化のための対
応の重要性・緊急性、当社グループの今後の成長等を勘案し、本新株予約権の取扱いにつきましては、
残存している本新株予約権の全てを割当先であるリバイブ投資事業組合から取得し、取得した本新株予
約権の全部を消却するとともに、本日公表の「第三者割当により発行される第 13 回新株予約権(行使
価額修正条項付)の募集に関するお知らせ」に記載のとおり、現状の当社株価を踏まえた条件で新たに
新株予約権を発行し、当該新株予約権の行使により当社が必要とする資金の調達を改めて行うこととい
たしました。
3.資金調達の状況と今後の見通し
当社は、本新株予約権の発行及び割当先による本新株予約権の行使による払込により、2020 年4月
27 日までに合計 273,450,000 円の資金を調達し、次のとおり充当いたしました。
なお、本新株予約権の取得及び消却による当社の 2021 年3月期連結業績への影響は、軽微でありま
す。
当初予定 2020 年 4 月 27 日現在
具体的な使途 金額 金額
支出予定時期 支出時期
(百万円) (百万円)
①BPJ の自己資本健全化のための財務基盤 2020 年3月~
1,530 273 2020 年3月
強化(BPJ に対する出資) 2020 年9月
②金融関連事業における取引システムの
2020 年2月~
追加開発・システムインフラの増強(BPJ 800 ― ―
2021 年3月
に対する出資・融資)
③金融関連事業におけるリスク管理及び
2020 年5月~
コンプライアンス態勢の強化(BPJ に対 200 ― ―
2020 年 10 月
する出資・融資)
④電力売買事業における電力調達資金増 2020 年5月~
500 ― ―
強 2020 年 10 月
⑤エネルギー関連事業における新規事業 2020 年6月~
200 ― ―
開発対応 2021 年6月
2
⑥旅行関連事業における事業用資産調達
2020 年6月~
対応(当社子会社株式会社ジャービスに 300 ― ―
2021 年5月
対する融資)
2020 年5月~
⑦ブロックチェーン関連事業への投資 500 ― ―
2021 年7月
(注)なお、資金調達額は、2020 年4月 27 日時点の見込みであり、当社が本新株予約権を取得するま
でに本新株予約権が行使された場合、資金調達額は増加します。その場合には、上記「①BPJ の
自己資本健全化のための財務基盤強化」のために充当する予定であります。
以 上
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