2020 年5月 20 日
各 位
会 社 名 株式会社リミックスポイント
代表者名 代表取締役社長 CEO 小田 玄紀
(コード番号:3825)
問合せ先 取締役 CFO 廣瀬 卓也
(TEL:03-6303-0280)
2020年3月期の連結業績と前期の連結業績との差異に関するお知らせ
2020 年3月期の連結業績(以下「当期連結業績」という)と、2019 年3月期の連結業績
(以下「前期連結業績」という)との差異について、下記のとおりお知らせいたします。
当社は、当社グループの金融関連事業を構成する暗号資産交換業(仮想通貨交換業)におい
ては、経済情勢、暗号資産(仮想通貨)に関わる市場環境や金融市場の動向の影響を受けるこ
とから、適正かつ合理的な業績予想の算定が困難であるため、当期連結業績予想を公表してお
りません。そのため、本日公表いたしました当期連結業績と前期連結業績との差異の説明を行
うものであります。
記
1.当期連結業績と前期連結業績との差異
(単位:百万円)
親会社株主に
売上高 営業利益 経常利益 帰 属 す る
当 期 純 利 益
前期連結業績(A) 11,780 △1,710 △1,712 △1,812
当期連結業績(B) 11,229 △1,198 △1,231 △5,173
増減額(B-A) △551 512 481 △3,361
増減率(%) △4.7 - - -
2.差異の理由
当期連結業績における親会社に帰属する当期純利益の減少に影響を与えた主な要因は、
金融関連事業を営む連結子会社である株式会社ビットポイントジャパン(以下「BPJ」とい
う)における、暗号資産(仮想通貨)の不正流出事案(以下「本不正流出」という)の発生
によるものであります。
BPJは、暗号資産交換業者(仮想通貨交換業者)として、暗号資産(仮想通貨)の現物取
1
引、証拠金取引、送受金等に関するサービスを提供しております。BPJにおきましては、2019
年6月22日付で関東財務局より経営管理態勢等に関して業務改善命令を受け、同年7月23
日付で業務改善計画を提出、以後毎月の状況を報告し、2019年6月28日付で報告義務が解
除されましたが、その後、2019年7月11日に本不正流出が発生いたしました。
本不正流出により、利用者預かり分の流出暗号資産(仮想通貨)調達費用、BPJ自己保有
分の暗号資産(仮想通貨)被害、海外ホワイトラベル提供先対応、初期対応や再発防止策等
に係る費用が発生したほか、ソフトウェア等の活用状況を精査した結果、固定資産の除却損、
固定資産の収益性の低下による減損損失の計上を、さらに、BPJの海外関連会社の事業の進
捗等を鑑みBPJが保有する関連会社株式の評価損を計上することになりました。その結果、
第3四半期連結会計期間で計上したものと合わせて、特別損失4,047百万円を計上いたしま
した。
当社グループのエネルギー関連事業及び自動車関連事業は堅調に推移したものの、前述
の金融関連事業における特別損失の計上等により、親会社に帰属する当期純利益において
前期連結業績と比較して3,361百万円減少いたしました。
以 上
2