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上場会社名 株式会社 スリーエフ 上場取引所 東
コード番号 7544 URL https://www.three-f.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 山口 浩志
問合せ先責任者 (役職名) コーポレート統括マネージャー (氏名) 六川 靖夫 TEL 045-651-2111
四半期報告書提出予定日 2021年1月14日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年2月期第3四半期の連結業績(2020年3月1日∼2020年11月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
営業総収入 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年2月期第3四半期 9,528 △3.1 174 △59.4 213 △54.9 16 △85.9
2020年2月期第3四半期 9,833 7.9 429 ― 473 ― 118 ―
(注)包括利益 2021年2月期第3四半期 192百万円 (△52.9%) 2020年2月期第3四半期 408百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年2月期第3四半期 2.21 ―
2020年2月期第3四半期 15.70 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年2月期第3四半期 5,180 4,566 76.0
2020年2月期 5,271 4,621 75.5
(参考)自己資本 2021年2月期第3四半期 3,937百万円 2020年2月期 3,981百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年2月期 ― 3.00 ― 3.00 6.00
2021年2月期 ― 5.00 ―
2021年2月期(予想) 5.00 10.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年 2月期の連結業績予想(2020年 3月 1日∼2021年 2月28日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
営業総収入 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 12,500 △3.6 250 △30.5 300 △28.3 0 △100.0 0.00
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年2月期3Q 7,707,095 株 2020年2月期 7,707,095 株
② 期末自己株式数 2021年2月期3Q 132,536 株 2020年2月期 132,536 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年2月期3Q 7,574,559 株 2020年2月期3Q 7,574,669 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
業績予想につきましては、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる
可能性があります。
株式会社スリーエフ(7544) 2021年2月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………8
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………8
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株式会社スリーエフ(7544) 2021年2月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(2020年3月1日~2020年11月30日)におけるわが国経済は、世界経済秩序の混乱期に
新型コロナウイルスの感染拡大が拍車を掛けたことで、国内外の経済活動は未曽有の混乱に陥り、景気は急速に悪化
しました。緊急事態宣言解除後は、国内の経済活動に回復の兆しが見られるものの、新型コロナウイルス感染症の感
染者数が再度増加傾向にあるなど、依然として厳しい状況となっております。
小売業界におきましては、新型コロナウイルス感染症による生活様式の変化に伴いスーパーマーケット業界が存在
感を増すなか、各業態が変化したニーズを取り込むために試行錯誤を繰り返しながらも、先行きが不透明な状況が続
いております。
当社グループ運営店舗の概況
当社グループは、ローソン・スリーエフへのブランド転換が完了し、この先の中長期的な見通しにある程度の目処
を付けることができるようになったことから、社内外の関係者間の目標共有と達成に向けた連携強化・創意を結集し
続けるための道しるべとして、2021年2月期を初年度とする7ヶ年の中長期経営計画を策定いたしました。加盟店と
同じ目線で一塊となって経営を推進し相互繁栄を実現するために、中長期経営計画では、個店平均日販の継続的な向
上を経営における最重要指標と定めております。新型コロナウイルス感染症の影響などにより、短期的には平均日販
に若干の落ち込みが生じておりますが、お客様の利用動向への変化対応を続けながら、目標達成に向けた取り組みを
進めております。
[ローソン・スリーエフ]
株式会社エル・ティーエフが事業展開する「ローソン・スリーエフ」におきましては、新型コロナウイルス感染
拡大防止に伴う在宅勤務の広がりや外出自粛の長期化により、オフィス街や行楽立地の店舗を利用されるお客様が
著しく減少しました。一方で住宅立地の店舗を利用されるお客様は相対的に増加しており、店舗の立地特性による
お客様の利用動向の変化から個店ごとの売上偏差が拡大しましたが、個店ごとにお客様ニーズに対応した品揃えの
最適化に努めてまいりました。当第3四半期は、感染者の減少に伴い、人の移動に対する心理状態が好転したこと
で、若干の回復傾向が見られましたが、日々の報道に消費動向が左右される状況が継続しております。
商品面におきましては、ローソン・スリーエフの特徴の一つである「青果」や「書籍」などがお客様の利用動向
の変化にマッチし、新たな来店動機と客単価の向上に寄与しました。また、ブランド転換の際に冷凍冷蔵ケースを
増設したことが奏功し、中食需要の高まりにより冷凍食品の売上は大きく伸長しました。独自商品につきましては、
ご好評いただいている「チルド弁当」に加え、「チルド寿司」の売上が大きく伸長していることもあり、引き続き
前年を上回る状況で推移しております。「やきとり」につきましては、レジ前什器による対面販売が苦戦している
ことから、フードパックによる非対面販売の強化に取り組んでまいりました。
お客様の来店・購買動機への取り組みとしては、ローソンによる販売促進活動やエンタテイメント分野の強みを
活かした人気コンテンツの活用によるキャンペーンなどの集客効果のある施策と連動して、ローソン・スリーエフ
独自の品揃え拡充支援などの施策を同時に行うことで、ご来店いただいたお客様に常に満足していただける売場を
提案してまいりました。加えて、新たな取り組みとして、11月中旬から101店舗でフードデリバリーサービス「Uber
Eats(ウーバーイーツ)」の導入を開始いたしました。
加盟店への支援策としては、新型コロナウイルス感染症によるお客様の利用動向に合わせた品揃え変化への注力
と社会的使命として期待される営業継続を後押しするために、3月より個店ごとの状況に応じた特別支援金の支給
を速やかに実施したことも奏功し、業界平均と比較して日販の落ち込みを最小限に抑えることができました。
店舗開発におきましては、3店舗の新規出店、11店舗の閉店を行った結果、当第3四半期連結会計期間末の総店
舗数は343店舗となっております。なお、引き続き、ブランド転換後も収益改善が見込めない店舗のリロケートも推
進してまいります。
[gooz(グーツ)]
コンビニエンスストアに対するニーズの多様化に対応するため、当社が新型フォーマットとして事業展開する
「gooz(グーツ)」におきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う緊急事態宣言の発令により人々
の移動が制限された影響で、パーキングエリア店舗を中心に極めて厳しい営業活動を余儀なくされましたが、緊急
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株式会社スリーエフ(7544) 2021年2月期 第3四半期決算短信
事態宣言解除後は、政府主導によるGoToトラベルなどの経済政策もあり、売上は徐々に回復基調にあります。
このような状況の中、ご家庭でも「グーツコーヒー」の味がお楽しみいただけるよう、店内で焙煎したコーヒー
豆をお持ち帰り用に取り揃えるなどお客様の利用動向の変化に対応してまいりました。また、GoToトラベルを
利用して関東近郊圏の行楽地などへお出かけされる方が増えていることから、「地域共通クーポン券」を効率的に
ご利用いただけるよう、500円、1,000円など分かりやすい金額でお買い物できるお得なお土産セットなどの商品を
提案してまいりました。緊急事態宣言の発令中は、商業施設の休業や各種イベントの中止などで販売機会を失った
地元企業の商品を当社の店舗で販売することで、地元企業の支援・フードロス削減にも協力しております。
店舗開発におきましては、6月24日にJR横浜タワー店をオープンしました。「母店子店方式」を初めて採用し、
旗艦店いちょう並木通り店を「母店」として、店内製造したお弁当を「子店」となるJR横浜タワー店に配送する
スキームを構築することで、厨房設備にかかるコストの圧縮と店舗面積の縮小を可能としております。今後の新規
出店にあたって、出店立地の多様化を模索する一助としてまいります。JR横浜タワー店の新規出店に伴い、当第
3四半期連結会計期間末の総店舗数は4店舗となっております。
以上の結果、新型コロナウイルスに加えて天候不順が影響し、当第3四半期連結累計期間の営業総収入は、95億28
百万円(前年同期比3.1%減)となり、営業利益は1億74百万円(前年同期比59.4%減)、経常利益は2億13百万円
(前年同期比54.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は16百万円(前年同期比85.9%減)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間の財政状態につきましては、前連結会計年度末と比較して総資産は91百万円の減少とな
りました。これは主に現金及び預金の減少等によるものであります。
負債につきましては、36百万円の減少となりました。これは主に未払消費税等及び賞与引当金の減少等によるもの
であります。
純資産につきましては、55百万円の減少となりました。これは主に利益剰余金の減少等によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年4月9日に発表しました2021年2月期の連結業績予想について変更はございません。
なお、新型コロナウイルスの感染拡大による当社グループの事業活動に対する影響は、期初の想定を若干上回るも
のとなっておりますが、連結業績予想への影響につきましては、現時点では軽微であると考えております。
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株式会社スリーエフ(7544) 2021年2月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年2月29日) (2020年11月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 4,011 3,818
商品 100 93
貯蔵品 0 0
未収入金 101 144
その他 9 70
貸倒引当金 △0 △0
流動資産合計 4,223 4,126
固定資産
有形固定資産
土地 293 293
その他(純額) 280 299
有形固定資産合計 573 593
無形固定資産 0 0
投資その他の資産
敷金及び保証金 326 303
繰延税金資産 157 140
その他 102 96
貸倒引当金 △112 △79
投資その他の資産合計 474 460
固定資産合計 1,048 1,053
資産合計 5,271 5,180
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株式会社スリーエフ(7544) 2021年2月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年2月29日) (2020年11月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 83 92
未払金 297 323
未払法人税等 7 6
未払消費税等 88 52
預り金 14 20
賞与引当金 86 43
その他 14 20
流動負債合計 594 560
固定負債
その他 55 52
固定負債合計 55 52
負債合計 649 613
純資産の部
株主資本
資本金 100 100
資本剰余金 5,814 5,814
利益剰余金 △1,855 △1,899
自己株式 △86 △86
株主資本合計 3,972 3,928
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 8 8
その他の包括利益累計額合計 8 8
非支配株主持分 640 629
純資産合計 4,621 4,566
負債純資産合計 5,271 5,180
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株式会社スリーエフ(7544) 2021年2月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年11月30日) 至 2020年11月30日)
営業収入
加盟店からの収入 6,914 6,736
その他の営業収入 42 43
営業収入合計 6,957 6,779
売上高 2,876 2,748
営業総収入 9,833 9,528
売上原価 2,080 2,081
売上総利益 795 667
営業総利益 7,752 7,447
販売費及び一般管理費 7,323 7,272
営業利益 429 174
営業外収益
受取利息 4 4
受取賃貸料 7 9
受取負担金 19 20
その他 12 5
営業外収益合計 44 39
営業外費用
支払利息 - 0
営業外費用合計 - 0
経常利益 473 213
特別損失
店舗閉鎖損失 65 -
特別損失合計 65 -
税金等調整前四半期純利益 408 213
法人税、住民税及び事業税 3 3
法人税等調整額 - 17
法人税等合計 3 21
四半期純利益 405 192
非支配株主に帰属する四半期純利益 286 175
親会社株主に帰属する四半期純利益 118 16
― 6 ―
株式会社スリーエフ(7544) 2021年2月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年11月30日) 至 2020年11月30日)
四半期純利益 405 192
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 3 0
その他の包括利益合計 3 0
四半期包括利益 408 192
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 122 17
非支配株主に係る四半期包括利益 286 175
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株式会社スリーエフ(7544) 2021年2月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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