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2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年2月期 ― 5.50 ― 5.50 11.00
2021年2月期 ― 3.00 ―
2021年2月期(予想) 3.00 6.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年2月期の業績予想(2020年3月1日~2021年2月28日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 4,920 △5.4 △667 ― △450 ― △670 ― △127.34
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :有
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 3年2月期3Q 5,551,230株 2年2月期 5,551,230株
② 期末自己株式数 3年2月期3Q 289,999株 2年2月期 289,999株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 3年2月期3Q 5,261,231株 2年2月期3Q 5,261,241株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあた
っての注意事項等については、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)業績予想などの将
来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社きょくとう(2300) 2021年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………… 3
2.四半期財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………… 4
(1)四半期貸借対照表 …………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期損益計算書 …………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 7
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………… 7
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………… 7
(追加情報) …………………………………………………………………………………………… 7
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株式会社きょくとう(2300) 2021年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な大流行の影響により、2020
年4月7日付で政府による緊急事態宣言が発出され、経済活動に大きな制約を受け、個人消費を中心に景気は急速
に悪化しました。緊急事態宣言解除後は、経済活動が段階的に再開し、政府主導のGoToキャンペーン等の対策
もあり景気に回復の兆しが見られたものの、感染症の再拡大から先行きは極めて不透明な状況となりました。
当社におきましても、工場休業日の追加と全店舗の営業時間短縮や一部店舗の休業及び販促活動の自粛等の対策
を行い、お客様並びに従業員の安全と健康を最優先に感染防止策を講じて営業を継続いたしました。
このような経営環境の中、当社は、春の衣更えの最需要期に新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受け、そ
の後のコロナ禍における在宅勤務の定着も含めて、来店客数の減少とスーツやワイシャツ等のビジネスウェアを中
心としたクリーニングの入荷が大幅に減少し、売上高が大幅な減収となりました。
営業面においては、「スニーカークリーニング」専用の水洗機・乾燥機を増設し、店舗では、スニーカー専用棚
を順次設置する等、お客様に低価格できれいに仕上ることをPRし、販売強化に努めております。加えて、11月か
らは、宅配クリーニング「PORTERS(ポーターズ)」を広島市内エリアでスタートしました。
一方で、事業の効率化のため6工場の閉鎖統合と不採算店の閉鎖を行いました。
以上の結果、当第3四半期累計期間の業績は、売上高は4,027,020千円と前年同四半期と比べ1,284,984千円
(24.2%)の減収となりました。
利益につきましては、売上高の減少に伴い営業損失は280,934千円と前年同四半期と比べ546,427千円(前年同四
半期は営業利益265,492千円)の減益、営業外収益に新型コロナウイルス感染症対策として実施した休業や営業時間
短縮に伴う雇用調整助成金73,337千円を計上したものの、経常損失は125,480千円と前年同四半期と比べ464,656千
円(前年同四半期は経常利益339,176千円)の減益、繰延税金資産の一部を取り崩し、法人税等調整額189,758千円
を計上したことにより、四半期純損失は338,382千円と前年同四半期と比べ542,959千円(前年同四半期は四半期純
利益204,577千円)の減益となりました。
なお、当社の属するホームクリーニング業界は、通常の場合、春の衣替えの時期に重衣料が洗濯物として出され
るため春場に最需要期を迎えます。したがって、当社の売上高は、第1四半期に偏る傾向があり、四半期の業績に
季節的変動があります。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
流動資産は、前事業年度末に比べて50,800千円減少し、1,026,099千円となりました。これは、売掛金が23,121千
円増加したものの、現金及び預金が77,021千円減少したことなどによります。
固定資産は、前事業年度末に比べて289,728千円減少し、3,546,728千円となりました。これは、繰延税金資産の
取り崩しにより投資その他の資産が262,902千円、無形固定資産が19,384千円減少したことなどによります。
この結果、総資産は、前事業年度末に比べて340,528千円減少し、4,572,827千円となりました。
(負債)
流動負債は、前事業年度末に比べて44,244千円減少し、700,639千円となりました。これは、1年内返済予定の長
期借入金44,012千円が増加したものの、未払金が46,516千円減少したことなどによります。
固定負債は、前事業年度末に比べて135,630千円増加し、720,754千円となりました。これは、長期借入金が
143,811千円増加したことなどによります。
この結果、負債合計は、前事業年度末に比べて91,385千円増加し、1,421,393千円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前事業年度末に比べて431,914千円減少し、3,151,433千円となりました。これは、利益剰余金が
383,102千円、その他有価証券評価差額金48,812千円減少したことによります。
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(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社は、春の衣更えの最需要期に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を大きく受け、その後のコロナ
禍における在宅勤務の定着も含めて、来店客数の減少とスーツやワイシャツ等のビジネスウェアを中心としたクリ
ーニングの入荷が大幅に減少したことにより、売上高が大幅な減収となりました。
また、当第3四半期会計期間において感染症の再拡大から2021年2月期末以降も影響が継続するものと判断し、
繰延税金資産の一部を取り崩し、法人税等調整額189,758千円を計上することといたしました。
以上の結果、2021年2月期の業績予想につきましては、2020年10月13日に開示した2021年2月期通期(2020年3
月1日~2021年2月28日)の業績予想を下回る見込みとなりましたので、通期の業績予想を修正させていただきま
した。
詳細につきましては、本日発表の「繰延税金資産の取り崩し及び2021年2月期通期業績予想の修正に関するお知
らせ」をご参照ください。
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2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2020年2月29日) (2020年11月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 761,025 684,003
売掛金 106,457 129,578
商品 23,632 23,069
原材料及び貯蔵品 29,506 25,061
前払費用 76,677 75,387
その他 79,599 88,996
流動資産合計 1,076,899 1,026,099
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 284,540 274,160
土地 1,801,726 1,795,700
その他(純額) 62,376 71,341
有形固定資産合計 2,148,643 2,141,202
無形固定資産
のれん 50,548 45,214
顧客関連資産 99,750 94,469
その他 44,067 35,298
無形固定資産合計 194,367 174,982
投資その他の資産
投資有価証券 542,630 525,849
差入保証金 510,986 481,025
その他 448,231 232,041
貸倒引当金 △8,403 △8,373
投資その他の資産合計 1,493,446 1,230,543
固定資産合計 3,836,456 3,546,728
資産合計 4,913,356 4,572,827
負債の部
流動負債
買掛金 31,712 32,273
短期借入金 100,000 100,000
1年内返済予定の長期借入金 104,004 148,016
未払金 373,113 326,597
未払法人税等 10,500 9,697
賞与引当金 23,909 19,697
資産除去債務 5,859 1,402
その他 95,784 62,956
流動負債合計 744,883 700,639
固定負債
長期借入金 160,318 304,129
退職給付引当金 138,452 141,737
役員退職慰労引当金 123,456 127,637
資産除去債務 100,556 89,870
その他 62,341 57,379
固定負債合計 585,124 720,754
負債合計 1,330,008 1,421,393
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株式会社きょくとう(2300) 2021年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2020年2月29日) (2020年11月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 555,092 555,092
資本剰余金 395,973 395,973
利益剰余金 2,869,344 2,486,242
自己株式 △166,918 △166,918
株主資本合計 3,653,492 3,270,390
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 △70,144 △118,956
評価・換算差額等合計 △70,144 △118,956
純資産合計 3,583,348 3,151,433
負債純資産合計 4,913,356 4,572,827
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株式会社きょくとう(2300) 2021年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
(2)四半期損益計算書
第3四半期累計期間
(単位:千円)
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年11月30日) 至 2020年11月30日)
売上高 5,312,004 4,027,020
売上原価 1,499,465 1,230,108
売上総利益 3,812,538 2,796,912
販売費及び一般管理費 3,547,045 3,077,847
営業利益又は営業損失(△) 265,492 △280,934
営業外収益
受取利息 7 5
受取配当金 11,264 5,466
受取家賃 38,494 39,259
雇用調整助成金 ― 73,337
その他 34,746 41,122
営業外収益合計 84,512 159,191
営業外費用
支払利息 985 1,423
和解金 ― 1,000
賃貸借契約解約損 9,790 815
その他 52 499
営業外費用合計 10,828 3,737
経常利益又は経常損失(△) 339,176 △125,480
特別利益
固定資産売却益 345 838
特別利益合計 345 838
特別損失
固定資産売却損 1,111 ―
固定資産除却損 3,743 4,872
減損損失 ― 3,407
特別損失合計 4,854 8,280
税引前四半期純利益又は税引前四半期純損失(△) 334,666 △132,922
法人税等 130,089 205,459
四半期純利益又は四半期純損失(△) 204,577 △338,382
― 6 ―
株式会社きょくとう(2300) 2021年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用の計算
税金費用については、当第3四半期会計期間を含む事業年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の
実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
但し、当該見積実効税率を用いて税金費用を計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、税引前四半
期純利益又は税引前四半期純損失に法定実効税率を乗じた金額に、繰延税金資産の回収可能性を考慮しておりま
す。
(セグメント情報等)
当社は、ホームクリーニング事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
(追加情報)
当社は、春の衣更えの最需要期に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を大きく受け、その後のコロ
ナ禍における在宅勤務の定着も含めて、来店客数の減少とスーツやワイシャツ等のビジネスウェアを中心とした
クリーニングの入荷が大幅に減少したことにより、売上高が大幅な減収となりました。
このような状況から、新型コロナウイルス感染症が収束に向かうことを前提に、売上高は2021年2月期末にか
けて徐々に回復に向かうものと仮定しておりましたが、当第3四半期会計期間において感染症の再拡大から2021
年2月期末以降も影響が継続し、売上高は2022年2月期末にかけて徐々に回復に向かうものと仮定を変更し、固
定資産の減損会計の適用及び繰延税金資産の回収可能性等に関する会計上の見積りを行っております。
なお、将来における業績値に基づく結果が、これらの見積り及び仮定とは異なる可能性があります。
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