研究開発活動

 

5 【研究開発活動】

当連結会計年度の研究開発活動におきましては、研究開発費385百万円(前年同期比30.1%減)を費用計上し、様々な開発テーマに取組んでまいりました。

 企業理念に基づいた研究開発指針として、「PSSバイオシステムコンセプトの提案:シンプルな技術ゆえに可能となった、高精度、コンパクト、汎用性が高く、メンテナンスが容易なシステム。多様な分野におけるユーザーフレンドリーかつオープンシステムを創造していきます。」を掲げており、その実現のために直近の「PSS新規技術による製品化重点開発3テーマ」は、以下のとおりであります。

 

(1) Magtration®技術の応用展開 : Swing “Magtridge” Technology
 血液等試料中の当該物質を濃縮・精製する目的で、DNA抽出や免疫測定システムに実績のあるMagtration®技術を発展改良させた”Magtridge”の開発に着手します。従来の技術では困難であった微量な糖タンパク質や細胞・エクソソーム等の抽出・精製システムの実現を目指します。 ①アルツハイマー病診断システム、②がんの診断システムの構築を具体的な目標とし、開発を行って参ります。

 
(2) 全自動PCR検査システム(geneLEAD)の高速化 : “Sprint” PCR Technology
  全世界50ヶ国の臨床医療現場で1,000台以上の販売実績があるPSSの全自動PCR検査システム(geneLEAD)を高速化して新たな市場ニーズに対応するものです。技術利用用途としては、迅速かつ正確な陰性、陽性判定PCR検査が要求される①空港出入国管理、②コロナ等の感染症スクリーニング検査を想定しています。

 
(3)核酸抽出装置の高付加価値化(全自動PCRプレパレーション) :“magLEAD 24 Technology”
  24検体同時核酸抽出から世界標準である96マイクロプレートへのPCR試薬調製までの全自動化を目指したシステムであり、各研究、検査室の所有する既存のサーマルサイクラーとの円滑な作業連携が行えます。世界のOEMメーカーを含めて3万台以上の販売実績を持つPSS核酸抽出技術を高付加価値化した製品となります。
 
 

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