研究開発活動

5【研究開発活動】

当社グループは、「素晴らしい人間環境づくり」のスローガンのもと、循環型社会の実現に貢献する創造開発型企業として、新しい建築材料の可能性を探る基礎研究から顧客ニーズに寄り添った商品開発、高品質・低コストを両立するための生産技術、さらには施工技術の開発に至るまで、時代を先取りする新商品・サービスの提供を目指して研究開発活動を行っております。

当社グループにおける研究開発活動は、主として当社並びに子会社(株)チューオー及び子会社(株)FPコーポレーションが行っております。

当連結会計年度には、当社は「世界で通用する建物の壁材専業メーカー」を目指し、商品構成の充実を図るとともに、非住宅市場や海外市場にも適応する外装材の追求・開発に精力的に取り組みました。(株)チューオーにおいては金属を素材とする外壁材と屋根材を中心に、また(株)FPコーポレーションにおいてはウレタン断熱パネルを中心に、それぞれ新商品の上市や画期的な改良に向けて活発な研究開発活動を展開しております。

なお、当連結会計年度末現在の研究開発人員は101名、当連結会計年度の研究開発費は1,505百万円であります。

 

 当連結会計年度におけるセグメント別の研究開発活動の状況及び研究開発費は次のとおりであります。

(1) 外装材事業

窯業系外装材については、当社独自の技術を活かし、環境負荷低減と住宅性能向上に貢献する機能・工法の開発を基本思想に、様々な商品を開発し発売いたしております。

当社グループは、中期経営計画において非住宅市場開拓を重点課題の一つに掲げております。具体的には、中高層建築物向けの市場開拓に注力しており、これの実現のための新商品開発や工法開発を進めております。

非住宅市場に対する施工面の取組みでは、大型物件の屋根下地材としてご採用頂いているセンチュリー耐火野地板、ふくごうくん、だんねつくんが2021年6月から8月に順次、防耐火構造大臣認定を取得いたしました。

デザイン面などに関しては、中高層向けに開発したオフセットサイディング「サンドグリッドTypeA/Z」が、中高層建築で広く使用される50二丁タイル柄を細部まで再現したことにより、その意匠性とサイディングとしての使い勝手の良さのほか、従来のタイル工事よりも納期、コストに優れる点も評価され、2021年10月にウッドデザイン賞2021(主催:一般社団法人日本ウッドデザイン協会)を受賞いたしました。

金属系外装材においては、耐火構造用新商品「プラスター・メタル外壁耐火構造」を発売いたしました。これも窯業系外装材と同様、当社製品と強化石膏ボードを組み合わせることにより鉄骨造での耐火構造を実現したもので、2021年6月に柱・梁の合成被覆1時間耐火構造認定を取得いたしました。また、住宅・非住宅のいずれにもマッチする新商品として、金属特有の質感が魅力のフラットデザインである「M型スマートフラットプレミアム」を発売し、2021年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しております。これらを始めとして金属外装材のラインナップを拡充いたしました。

 

 以上の外装材事業に係る研究開発費は1,459百万円であります。

 

(2) その他

当社グループは、その他事業においても研究開発に積極的に取り組んでおります。FP事業においては、将来の製品改良に繋げるため、ウレタンの断熱性能をさらに高める原料開発を行っております。

また、現行の主力製品である「FPウレタン断熱パネル」は、2021年(第15回)キッズデザイン賞(主催:特定非営利活動法人キッズデザイン協議会)を受賞いたしました。高い断熱性能と高気密性が、急激な温度変化による子どもの体調不良を防ぐとともに、冷暖房の使用を軽減し省エネルギー化にも貢献することが評価されたものです。

 

 以上のその他に係る研究開発費は46百万円であります。

 

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