研究・開発部は、『既存製品の競争力向上と新規製品の開発により、売上と収益増へ貢献する』ことを基本方針として、製品開発と技術開発に取り組んでまいりました。
当連結会計年度、床材分野においては、教育、医療福祉施設等向けの機能性を備えた建築用床材及び関連副資材の開発に注力するとともに、意匠面での品揃えの拡充に向けて開発を進めました。また、航空機、鉄道車両、バス用床材においては、お客様のニーズに応え意匠性に富んだ製品の開発を行いました。
防水分野では多様な要望にお応えするため、工法及び部材の開発を行いました。当連結会計年度は、硬質木毛セメント板と断熱材を一体成型したパネル材を下地とし、屋根30分耐火認定を取得した「ロンブリッドパネル仕様」を上市いたしました。
壁紙分野では、抗ウイルス性等の機能面での付加価値の向上となる製品開発を行うとともに、意匠性に富んだ壁紙の製品化に注力し、品揃えを充実しました。抗ウイルス性壁紙についてはSIAA(抗菌製品技術協議会)の抗ウイルスマークを取得しました。
フィルム分野では、カレンダー加工技術をベースにフィルムの開発を行っております。軟質フィルムにおいては電子材料向けフィルムを拡充しました。また、硬質フィルムにおいても用途開発を進めてまいります。
当連結会計年度中に支出した研究開発費の総額は
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