研究開発活動

5 【研究開発活動】

当社グループは、使いやすい・高機能・高セキュアを特徴としたCMSプロダクトである「infoCMS」を核に様々なパッケージシステムを保有し、バージョンアップのための研究開発に取り組んでおります。社内体制は、CMSプロダクト開発チームとAIプロダクト開発チームの2ライン制をとっており、データベーススペシャリスト、情報セキュリティスペシャリストといった専門性の高い国家資格有資格者をはじめとした経験豊富なメンバーを中心に研究開発を行っております。

 

当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費の総額は6,829千円であります。

研究開発活動を示すと次のとおりであります。

 

(1) CMSプロダクト

現行のinfoCMS9からinfoCMS10へのメジャーバージョンアップに向けた研究開発を実施し、2019年5月にリリースいたしました。また、WEBサイトを戦略的に活用するため、「動画配信」「多言語自動翻訳」「AIチャットボット」という新たな機能を追加、infoCMS10plusとしてバージョンアップし、2021年4月にリリースしました。WEBアクセシビリティに幅広く対応するための各種管理機能、顧客のWEBガバナンスにより柔軟に対応するためのシステム操作証跡管理機能など、管理機能拡充に重点を置きながら、より使いやすいシステムになるようユーザーインターフェースの見直しを行っております。

 

(2) AIプロダクト

① Q&Ai

当社グループは2018年2月に、AI(人工知能)を活用した進化するチャットボット「Q&Ai」をリリースいたしました。当連結会計年度においては、当初の新規プロダクト開発計画に則り、チャットによる問い合わせをオンライン上で人間が対応するためのヒューマンインターフェース機能及び音声返答機能、Q&Ai設置サイト内のデータを自動で集積するサイトクローリング機能を開発いたしました。

 

② Repotti

当社グループは、2019年12月に、音声・テキスト解析AIプラットフォームRepotti(レポッティ)をリリースいたしました。当連結会計年度においては、業務改善プラットフォームとシステム連携をすることで、スマートフォン等のデバイスから音声やテキストで入力したデータをRepottiが文章解析や意味理解を行い、プラットフォームへデータをインプットすることを可能としました。また、ビジネスチャットツールとシステム連携をすることで、音声やテキストで入力したデータをRepottiが文章解析や意味理解をおこない、あらゆる業務管理システムへインプットすることを可能としました。

 

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