研究開発活動

 

5 【研究開発活動】

研究開発につきましては、業界トップクラスの提案力を背景に顧客満足の創造・実現に向けて、製品の安全性及び信頼性の確保に加え、厨房環境の改善や人手不足への対応、省エネルギー性の向上や衛生管理システムなどコスト低減も含めた、フードビジネスのトータルサポートに努めております。

当連結会計年度においては、厨房における作業改善や環境改善・省力化を目的としたロボットの基礎研究や食品工業における大型の製品開発に注力してまいりました。

以上の結果、当連結会計年度の研究開発成果と研究開発費は以下の通りであります。

◎基礎研究

 ○コンベア食器洗浄機で洗浄された食器の種類をセンサーで認識し、自動で仕分を行い種類ごとに収納する

  ロボット研究を前連結会計年度に引き続き行いました。

  ・継続した研究の結果、実際の現場での実用段階に至っております。

 ○搬送ロボット

  ・給食施設や宿泊施設において配膳・下膳をマップ上で指示したとおり搬送する研究を行っております。

  ・展示会に出品し好評を得ており、今年度(2022年)に特注製品として納品することが決定しました。

 ○温度取得装置

  ・温度/湿度情報をクラウドに格納し顧客がHACCPに必要なデータを取得し、食品保管場所の温度/

   湿度管理が行えるソフト開発が完了し、お客様(大学)に納品しました。

  ・マーケット活動を通じ、更なる研究開発を進めてまいります。

 

◎新規製品開発成果

 ○台下ブラストチラー(乾燥機能付き)

  ・庫内乾燥機能を搭載し、操作パネルを一新したモデルの開発を進めております。

 

◎モデルチェンジ、マイナーチェンジ、バリエーション追加製品開発成果

 ○食品工業向けジェットオーブン

  ・様々な条件で焼成できるタイプの製品展開を実現しました。

 ○プレハブ用空水冷ユニット

  ・セパレート仕様の冷凍6型式を開発しました。

 

◎研究開発費: 184百万円

 

なお、当社及び連結子会社の事業は、業務用厨房機器の製造・販売及び保守修理であり単一のセグメントであります。

 

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