課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

(1) 会社の経営の基本方針

 当社は、経営の基本方針として、以下の行動指針を定めております。

 「われわれは、「ぜったい 成しとげる」という強い意志を持ち、お客様の期待の一歩先を行く自働化機械とサービスを提供し続けます。」

 1.わが社はお客様のため、

  ① お客様の声を聴きお客様の問題を解決します。

  ② お客様に喜んでいただける信頼性が高い商品を提供します。

  ③ お客様にライフサイクルマネジメントを提供します。

  ④ お客様の生産性を高め、トータルコスト低減に貢献します。

 2.わが社の社員は、 

  ① ひとり一人がプロ意識を持ち、チームワークで目標を達成します。

  ② ひとり一人が自立する社員を目指し、能力を高め、自己を成長させます。

  ③ ひとり一人の個性と挑戦意欲が尊重され、成長の機会と場を公平に与えられます。

  ④ ひとり一人の能力と仕事の成果が公正に評価され処遇されます。

 3.わが社は社会のため、

  ① 社会の一員として法令・倫理・社会規範を遵守します。

  ② 社会事業・福祉活動に協力し、地域と社会の発展に寄与します。

  ③ 環境保全と資源保護に寄与する企業活動を行います。

 4.わが社は株主のため、

  ① 情報を公開し、透明性の高い経営を行います。

  ② 事業発展のために積極かつ慎重に新製品開発、新市場開拓、設備投資を行います。

  ③ 逆境に備えて蓄積します。

  ④ 継続的な利益を生み出し、適正な配当を行います。

 

(2) 中長期的な会社の経営戦略と優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 包装機械事業におきましては人手不足を背景とした自動化設備投資需要により順調に推移しておりましたが、新型コロナウイルスやロシア・ウクライナ問題が景気に及ぼす影響が強く懸念され、加えて部品調達遅延問題を含め、より一層先行きが見えにくい状況になっております。一方で人手不足や合理化によるコスト削減は今後も継続するもの見られ、加えて時流である「環境」「自動化」「IoT」「紙包装」等のキーワードに沿った設備投資も顕在化していくと思われます。

  また、生産機械事業におきましては、海外特定顧客の設備投資動向が引続き堅調ではあるものの、包装機械事業と同様、世界経済の予断を許さない景気動向からその設備計画の変更も予測されますので、最新状況の把握を含め、顧客との信頼/協業関係を更に深める必要があります。

  このような状況下、当社といたしましては、まずは新型コロナウイルス対策を万全なものとしながらも、受注確保に努め、時流に合った商品開発や顧客提案を実施していくことでこの先に繋げることが喫緊の課題と認識しております。

当社は2021年度をスタートとする第6次中期経営計画を策定しており、コミュニケーションの更なる深化をもとに生み出す新たな発想を具現化し、社会に新たな価値を提供し続ける「価値創造企業」となることを目指し、本中期経営計画においては以下の基本方針を掲げております。

 ① 技術開発力と顧客要求完遂力を基盤に他社と差別化
 ② 包装機械/生産機械の両事業により売上/利益を確保
 ③ 経営基盤強化を図り事業の継続性/成長力を確保
 ④ 必要人材の確保/育成/登用と円滑な世代交代の実現
 ⑤ 持続可能な社会の実現に貢献できる事業の推進
 新型コロナウイルスの状況や景気動向を注視しながらも、これらの課題に対処し、継続的な成長を目指す所存です。

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