当社グループは、長期的な視点から、顧客のさらなる高品質・高機能製品へのニーズを背景とした、研究活動を行っております。
ネットシェイプ事業におきましては、金型寿命伸長への要求が更に高まるなか、金型寿命を考えるうえで重要である金型材料の疲労寿命特性を把握するための基礎試験を継続中です。
また、新たな事業領域の開拓に向け、圧延と鍛造を組み合わせた新工法開発や成形中の金型の状態診断ができるシムテム(インテリジェントダイセット+データ収集装置)の開発にも取り組んでおります。これらの開発案件に関しましては、当連結会計年度に得られた知見を活かし、今後も活動を進めてまいります。
その他、精密鍛造品部門での量産部品の受注活動につなげるべく、研究開発用プレスを使用し、カーエアコン用電動コンプレッサーの主要構成部品であるスクロールの試作開発試験を継続実施しております。
フィルタ事業におきましては、焼結フィルターをベースに顧客の要求・依頼事項に対する技術開発と新規基礎試験を引き続き行っております。また、ポリマー産業、ヘルスケア産業へ3次元モデルシミュレーションによるフィルターと装置の最適化の提案を進めております。
以上の結果、当連結会計年度における研究開発費は
お知らせ