課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

(1) 経営方針・経営戦略等

当社グループは、パッケージの専門メーカーとして創業以来、常に時代のニーズに応えながら新しい製品やサービスを提供するとともに、強みである企画力、調達力、商品開発力を活かし、現在、営業促進支援事業と商品販売事業の2つの事業を推進しております。

営業促進支援事業は、お客様自身の営業を一層促進していただくために、パッケージをはじめ企画から配送にいたるまで商品・サービスの提供、支援をさせていただく事業であります。商品販売事業は、100円ショップやドラッグストア、量販店や小売販売店に対して、商品を企画提案し、調達し、提供させていただく事業であります。常に、お客様がやりたくてもなかなかできない仕事を、お客様のご要望に沿って実現させることをモットーとしております。

また当社は従業員の生き甲斐や働き甲斐を通じて、少しでも世の中のお役に立つことを目指し、次の経営理念のもと、事業活動を展開しております。

 

経営理念

全従業員の物心両面の幸福を追求するとともに、社会の進歩発展に貢献すること

 

 

当社グループは、顧客への提供価値が変化している中で、これまで培い蓄えてきた企業価値を最大限高め、さらなる成長を目指し、全従業員が自ら考え挑戦し、未来に希望を持ち、当社で働くことにより誇りを持てる会社であることに加え、よりコンシューマーに近い企画開発型のメーカーとして、高収益企業となることを事業活動の指針とすべく、更なる成長のために新たなる事業形態を見据えて、活動しております。当社グループは、全従業員が自発的に価値を創造し発信していくことで、これからもスピードを落とさず成長してまいります。

 

(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

国内外とも新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、ロシアのウクライナへの侵攻による国際情勢の不安定化等依然として先行き不透明感は続いております。そのような厳しい状況の下で、当社グループとしては、以下の事項を対処すべき課題として考えております。

 

①高収益を達成するためにメーカーとしての立ち位置を目指します。現在、当社グループには株式会社ファインケメティックス、SHOEI PLASTIC(THAILAND)CO.,LTD.というメーカーに加えて、生産拠点である3つの生産センターがあり、これらを活かした営業展開を進め、企画開発力を備えたOEMメーカーとして、自社商品も手がけることを目指してまいります。

②エンドユーザー構成比率を上げ、かつ充填・セット販売の比率を上げることで、複合販売を強化し、利率の改善を進めてまいります。

③SDGs、循環型ビジネスについて、フィルムを扱う企業として他の業種企業より強力に取り組む必要があります。リユース、リサイクルの推進、中長期的に需要の増加が予想される環境配慮商品の開発など自社開発だけではなく、当社より取り組みが進んでいる企業と協業していくことも進めてまいります。

④為替相場や原材料価格などの外部要因の影響を回避し、安定した成長力を維持していくために、国内仕入調達力を強化するといった外部環境に対応できるビジネスモデルの構築を進めてまいります。

 

(3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

当社グループは、成長性と収益性を追求し企業価値を高め、企業収益力の向上を達成するため、利益の拡大を経営目標としており、増益及び利益率の向上を重要な経営指標としております。

 

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