課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 会社の経営の基本方針

当社グループは以下の企業理念を掲げ、その実現を通じて企業価値の向上を図ることを経営の基本方針としております。

(グループの使命感とビジョン)

1.社会に貢献するグループ企業集団と成る。

社員・業者会が一つになって、お客様・株主・社会に貢献する集団となる。

(1)日本ハウスホールディングス ビジョン

お客様が安心して任せられる日本一の住宅会社となる。

(2)日本ハウス・ホテル&リゾート ビジョン

おもてなしの心で、お客様満足を追求し質の向上と規模拡大を図る。

(3)日本ハウス・ホテル&リゾート倶楽部 ビジョン

会員権事業により、中小企業の福利厚生と高齢者の余暇休日の慰労に寄与する。

(4)日本ハウス・ファーム ビジョン

食の安全と質の向上を図り、グループホテルへの食材バックアップ体制を構築する。

(グループ社員の心構え)

2.報恩感謝の心で行動するグループ企業集団と成る。

六恩(お客様・父母・働く仲間・業者会・株主・社会)に報いる仕事をする集団となる。

(グループ企業の目指すべき姿)

3.物心両面の幸福を追求するグループ企業集団と成る。

六恩に報いる行動、仕事を行い、誇りもモノも手に入れる集団となる。

 

(2) 目標とする経営指標

当社グループは、本業での収益性及び事業運営の効率性を示す経営指標として、売上高営業利益率を重視しており、中長期的に安定して8%以上を目指しております。

 

(3) 中長期的な会社の経営戦略と対処すべき課題

当社グループは、2022年10月期を初年度とした新経営計画「中期 飛躍6ヶ年計画」を策定しました。当計画では、以下の5つの改革を基本方針とし、最終年となる2027年10月期にグループ受注高700億円を目標として掲げております。今後はグループ全体が一丸となって当計画の実現に取組み、収益性を高め、企業価値の向上に努めてまいります。

  組織改革

 新役員制度を導入し、取締役会を経営と執行に分離

 住宅統轄本部の再編・組織変更

 日本ハウス・ホテル&リゾート:支配人・本社営業部を新体制へ刷新

  商品改革

 商品コンセプト:高断熱・高気密ゼロエネの家『環境にやさしい、脱炭素社会の住宅』

 3つの品質:「檜品質」・「ゼロエネ品質」・「快適品質」

  広告改革

 檜ブランディング推進

 日本ハウス・ホテル&リゾート:グループホテルの魅力を紹介

 

  出店・出展計画改革

 住宅総合展示場強化:全国100ヶ所以上に出展・首都圏強化戦略

 日本ハウス・ホテル&リゾート:「ホテル四季の館 箱根芦ノ湖」・「ホテル森の風 箱根仙石原」開業予定

   営業改革と社員生産性改革

 営業組織構築(採用強化)と能力向上(教育・訓練)

 社員一人当り完成工事高の向上

 

(新型コロナウイルス感染症への対応)

当社グループは、お客様、お取引先様、関係者様、従業員とその家族の皆様の安全確保を最優先とし、感染症拡大防止のため必要な措置を適切に実施してまいります。

また、財務面では、手元資金の積み増しを図り、中長期的な資金の安定性を確保してまいります。

現時点では上記の重点課題への取り組みに変更はありませんが、今後も新型コロナウイルスの影響は不透明な状況が続くと予測されます。当社グループへの影響を見極めながら、環境変化に対し迅速かつ柔軟な対応ができるように施策を変化させてまいります。

 

tremolo data Excel アドインサービス Excel から直接リアルタイムに企業の決算情報データを取得

お知らせ

tremolo data Excel アドインサービス Excel から直接リアルタイムに企業の決算情報データを取得