研究開発活動

5 【研究開発活動】

当社グループ(当社及び当社の関係会社)の研究開発活動は当社及び連結子会社にて行っており、先端技術の研究、開発のベースとなる現技術のレベルアップ、先端技術の実用化による新製品・新サービスの開発を旨としております。

研究開発テーマに関する方向づけは「経営会議」で、具体的なテーマ選定及び評価は「開発投資審議会」・「開発投資審査会」で行われ、いずれも各部門の代表者で構成されております。

研究開発作業は各テーマの申請部門が行っております。

なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は258,570千円(対売上高比1.9%)であり、事業部門別の研究開発活動及び主なテーマは以下のとおりであります。

 

〔IoTソリューション事業〕

AI画像関連では、MOT(マルチオブジェクトトラッキング)を応用した、動画内複数物体の高精度追跡技術を開発しました。この技術は、監視対象が重なり合っていても動きを追跡でき、人手に頼っていた豚舎監視などの畜産分野に適用可能です。

AI故障予知関連では、物流倉庫の設備に対して異常部品を特定する技術や、ソーシャル分野向けにAI需要予測技術を開発し、従来の人手による手法と比較し、予測精度を大幅に向上させることができました。

物流DX向けに新サービス「MMLogiStation」をリリースし、物流倉庫の自動化と設備拡張を迅速に実現できるWES(Warehouse Execution System)機能とシステム導入効果をシミュレーションできる機能を実装しました。

農業DX向けに新サービス「Milfee」をリリースし、畜産用飼料タンクの残量を高精度に計測できるセンサユニットとタンク残量の見える化、発注システムとの連携、飼料配送ルート計画などの生産性向上に繋がる機能を実装しました。

AI画像判定サービス「MMEye」では、食品製造業の研究開発用途向けに「MMEye Package LAB.」をリリースしました。また、最新HW(GPU、エッジPC)対応などの機能を強化しました。

その他、文教DX向け製品「NetSHAKER」の機能強化をしました。

本部門に係わる研究開発費は258,570千円であります。

 

tremolo data Excel アドインサービス Excel から直接リアルタイムに企業の決算情報データを取得

お知らせ

tremolo data Excel アドインサービス Excel から直接リアルタイムに企業の決算情報データを取得