研究開発活動

 

5 【研究開発活動】

当社グループは医薬品・食品業界のニーズを先取りした技術開発型企業として研究開発を進めています。とくに、造粒およびコーティング技術をキーテクノロジーとして、独創的な機械装置および医薬品添加剤の開発を主軸とし、世界中の人々の医療と健康の未来に貢献しています。機械装置と医薬品添加剤技術を融合した製剤技術の研究開発は、豊かな生活、食の安全・安心を支える技術として貢献しております。また、粉砕技術をキーテクノロジーとする機械装置は医薬・食品業界だけではなく、他の産業分野にも広く展開されています。

 

 

当連結会計年度における各部門別の研究開発の取り組み状況及び成果はつぎのとおりであります。なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は、580百万円であり、セグメントの内訳は、機械部門に係るものが357百万円、化成品部門に係るものが222百万円であります。

 

(1)機械開発 対象セグメント:機械部門

① 省人化・無人化製造を可能にする製剤装置の開発

② ソリューション商品の開発

③ 製薬業界における制御技術の開発および規制対応(リモート監視システム、Data Integrityなど)

④ 新製品のシリーズ設計(錠剤コーティング装置など)

⑤ オープンイノベーションによる新規技術の開発

 

(2)添加剤開発 対象セグメント:化成品部門

① 新規添加剤の開発(新規核粒子など)

② 海外戦略用の機能性添加剤の開発

③ BCP対応の機能性添加剤の開発

④ 微粒子コーティング、小児用製剤、直打用賦形剤、ミニタブ製剤などに関するアプリケーションデータの取得

⑤ オープンイノベーションによる新製品の開発

 

(3)品質保持剤開発 対象セグメント:化成品部門

① 食の安全安心に貢献する品質保持剤・分析装置の開発
 

② 環境に配慮した品質保持剤の開発

③ オープンイノベーションによる品質保持技術の応用研究
 

 

また、研究開発の成果としまして当連結会計年度に登録になりました特許は国内3件、国外0件であり、特許出願数は国内5件、国外0件であります。

 

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