研究開発活動

 

5 【研究開発活動】

当社グループは『創意工夫』の基本方針のもと、市場ニーズを先取りしてパーラー及びファンの皆さまに満足していただくだけでなく、パチンコ・パチスロ産業が末永く大衆娯楽として支持されるために、潜在ファン・休眠ファンにも関心を持っていただけるようなアミューズメント性の高い遊技機の研究開発に取り組んでおります。

現在、グループの研究開発活動は、当社商品本部及び各子会社の開発部門で行っており、研究開発担当のスタッフは当連結会計年度末時点で291名、研究開発費の総額は119億円であります。

 

セグメント別の研究開発活動は次のとおりであります。

(1) パチンコ機関連事業

パチンコ機関連事業は、当社商品本部、株式会社ビスティ及び株式会社ジェイビーを中心に商品開発を行っており、当連結会計年度におきましては、SANKYOブランド3タイトル、Bistyブランド2タイトル、JBブランド2タイトル、グループ合計で7タイトルを販売いたしました。

主な取り組みとしまして、「フィーバー機動戦士ガンダムユニコーン」、「フィーバー革命機ヴァルヴレイヴ2」(以上SANKYO)及び「新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~」(ビスティ)といった大人気アニメ版権のシリーズ機を中心に役物ギミック・液晶CG・サウンド・多様なゲーム性の構築、専用筐体による差別化等、様々な試みを行った結果、パチンコ市場を牽引する好調な稼働を達成しました。

また、人気アニメ「マクロスフロンティア」とのタイアップパチンコとして、シリーズ史上最高の継続率と高い出玉性能を搭載した「フィーバーマクロスフロンティア4」(SANKYO)、人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」とのタイアップパチンコとして、過去作を踏襲しつつも、新しいキャラ・ストーリーでバージョンアップした「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」(ビスティ)等、他社と差別化された多様な遊技機の開発も継続的に行っております。

その一方で、シリーズ初の遊タイムを搭載した「フィーバーパワフル」、長らく愛され続けている7セグやルーレットランプ等多彩な光の演出が楽しめる「J-RUSH5」(以上ジェイビー)等、様々なユーザーニーズに対応できる開発に取り組んでおります。

当事業に係る研究開発費は85億円であります。

 

(2) パチスロ機関連事業

パチスロ機関連事業は、当社商品本部及び株式会社ビスティを中心に商品開発を行っており、当連結会計年度におきましては、SANKYOブランド2タイトル、Bistyブランド1タイトル、グループ合計で3タイトルを販売いたしました。

主な取り組みとしまして、SANKYOブランドではコンテンツファン向けの演出をふんだんに盛り込んだ「パチスロ 戦姫絶唱シンフォギア 勇気の歌」、ヘビーユーザーでも満足できる新たなゲーム性を採用した「パチスロ マクロスデルタ」といった遊技者目線に立った新システムを多数搭載し、市場で一定以上の支持を得ております。

また、Bistyブランドではシリーズ初の2種類のATシステムを搭載した「新世紀エヴァンゲリオン~魂の共鳴~」といった既成概念にとらわれない新たな試みにも挑戦しました。

当事業に係る研究開発費は34億円であります。

 

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