研究開発活動

5【研究開発活動】

 当社グループは、RAID製品の心臓部、「RAIDコントローラ」のソフトウエア開発に軸足を置き、限られた人的資源の中で当社グループの個性が出せる製品をタイムリーに開発/出荷できるような体制を取っています。「RAIDコントローラ」のソフトウエアを自社開発することにより、日本市場のニーズに合った仕様を盛り込んだり、お客様のご要望に沿った特徴のある製品にすることが可能と考えています。また、お客様に対しては、メーカだからこそ可能となる技術的に深く掘下げた技術サポートを提供し、長期に亘ってお客様のご愛顧を頂くことを可能とします。また、開発した「RAIDコントローラ」を応用した派生製品や製品カスタマイズによるOEM製品の提供などのビジネスチャンス拡大にも寄与するものです。

 今後当社グループが取り組んでいる研究テーマは、次のとおりであります。

(1) 新ミラーリングコントローラ

 世界初の機能を持ったミラーリングコントローラ「KITE」の後継製品の開発を進めています。

 

(2) RAID6対応 新コントローラ

 自社開発RAID6対応 SupremacyRAID後継製品の開発を市場のニーズ合わせ進めています。

 

(3) SSD、SCM(Storage Class Memory)などの使い方の研究

 SSDをより安全で安心してお使いいただくためにSSDメーカとの協業で「KITE」コントローラとSSDを搭載したミラーリングSSD製品の「Meister-S」に加えNVMe SSD を採用した装置に対してもハードウェアによるミラーリングの機能を提供したいと考え、新たに NVMe に対応したミラーリングカード開発を進めていきます。

 引き続きSSDやSCMを組み込んだストレージ製品に対し、どのようにすれば性能を劣化させずにコントロールできるか等もメーカと連携して研究しております。

 

 当社グループは、今後も研究開発活動に積極的に取り組み、更なる差別化と競争力の強化を行ってまいります。

 なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は62,916千円であります。

 

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