課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

 本文の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)経営方針

「全社員の創意・熱意・誠意を結集し、社会の満足を得る“まちづくり”に貢献する」

そのために、

①お客様の要望と、最新技術の融合を実現し、お客様が誇りを持てる健康的・文化的・経済的な“ものづくり”に挑戦する。

②利益確保で、配当金額・配当性向にこだわる株主様重視の経営を目指す。

③社員への利益還元で社員重視の経営を目指す。

④未踏、未開への弛まぬ挑戦を実行できる人材を育成する。

⑤社員一人ひとりが、お客様の満足を得ることに働き甲斐を感じるために、自ら考え行動する社風を構築する。

 

(2)経営戦略等

 当社グループは熾烈な競争に耐え、発展し経営指標を達成するために、

①土地を有効利用する企画型の営業活動。

②リニューアル、個人住宅への営業強化。

③販売用不動産の新規開拓。

④自社賃貸用不動産の使途、新規顧客の確保。

⑤金属製品部門における新規顧客の確保。

⑥新規事業への挑戦。

以上を、経営戦略と考え、顧客ニーズに対応した事業展開を図ってまいります。

 

(3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

 株主への中長期的な利益還元をするために安定配当の維持、財務基盤の一層の強化を目指し、当社グループでは、「売上高90億円、経常利益7億円」を継続的経営指標としております。

 

(4)経営環境

 建設業界におきましては、公共投資は堅調に推移していますが、住宅建設はおおむね横ばいとなっており、貸家の着工は、緩やかに減少しています。感染症の影響による受注状況の変化は予断を許さない状況が続いております。

 ホテル業界におきましては、新型コロナウイルス感染症の流行拡大により世界規模で急激な経済停滞に陥りました。日本国内においても入国制限に伴うインバウンドの大幅な減少に加え、政府から外出自粛要請が出されるなど極めて厳しい事業環境が続いております。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当社グループにおきましては、お客様の要望を具体的な形にして応えていくとともに、安定した利益を確保するために次の目標を掲げ、全社一丸となり努力してまいります。

 ①建築事業における品質のさらなる向上、収益力の強化。

 ②不動産事業における建物・宅地分譲の安定供給。

 ③金属製品事業における製品開発及び利益体質の確立。

 ④ホテル事業における安定したサービスの提供、安全安心してご利用を頂ける対応及び利益体質の確保。

 上記の目標を具体的にしていくために下記の取り組みをしております。

 ①に対して類似施工物件のデータを生かし、競争力の向上と高利益案件の受注。

 ②に対して宅地分譲用地となりうる土地の積極的な情報収集。

 ③に対して金属製品の裾野を広げた新製品開発への挑戦及び経済的合理性へ一層の追及。

 ④に対して各ホテルの特徴をさらに生かしたサービスの提供及び集客、徹底した除菌、清掃。

 

 

 

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