文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当グループが判断したものであります。
<経営方針>
当社は、1957年の会社設立以来、企業理念にもとづき、米菓の製造技術を探求し、より高品質な商品をお客様に提供することを通じて、社会へ貢献することを目指してまいりました。
また、グローバル展開の実現に取り組むにあたり、当社の果たすべき使命と目指す姿を「亀田製菓グループ“ビジョン・ミッション”」として、グループの共有すべき基軸として掲げております。
当社の設立以来の企業理念とグローバル展開の実現に向けた“ビジョン・ミッション”との関係は次のとおりです。
<中期経営計画等>
当グループは長期ビジョン「グローバル・フード・カンパニー」の実現を通じた持続的な成長を目指し、2023年度までの中期経営計画「Changing gears 2023」の実行に取り組んでおります。
<中期事業戦略の方向性>
※1.Mary's Gone Crackers, Inc.(連結子会社)
2.TH FOODS, INC.(持分法適用関連会社)
3.総事業規模ベース(持分法適用関連会社含む)
4.売上高は、「収益認識に関する会計基準」等の適用後の売上高
総売上は、「収益認識に関する会計基準」等を適用する前の売上高
<中期経営計画の骨子>
■ 事業領域の拡大 |
「食品事業」 ・食品事業の本格展開 ・非常食領域の拡大 ・アレルギー対応食品領域の拡大 「海外事業」 ・米国版Better For You市場の拡大 ・クロスボーダービジネスの拡大 |
■ コスト・収益構造の転換 |
「生産改革」 ・米菓製造工程の抜本的見直し(AI活用等の技術革新を含む) ・包装工程等の無人化、省人化 「商品ポートフォリオ再構築」 ・選択と集中による成長ブランドの強化と育成 ・商品絞込みによる生産・販売の効率化 「営業改革」 ・企画機能、エリアマーケティング機能の強化 ・EC市場の強化、SNS活用によるブランド活性化 |
■ 経営基盤の強化 |
・グローバルガバナンス体制の強化、グローバル人材育成の加速 ・コーポレートラボによるイノベーション創出力の向上と技術応用の加速 ・ESGへの取り組み強化 E(環境) :環境に配慮したエコパッケージの展開、フードロスの削減 S(社会) :海外新興国経済への貢献(カンボジア・インド・ベトナムでの雇用創出) G(ガバナンス):透明性の高いガバナンス、過半数が社外取締役、多様性を確保(女性・外国人)、グローバルガバナンスの強化 |
上記の施策を通じた数値目標は以下のとおりとなります。
また、2022年度は以下の目標方針、重点戦略を実行してまいります。
<サステナビリティへの取り組み>
当グループは長期ビジョン“Better For You(美味しく からだに良いものを選び、食べ、楽しむ、健やかなライフスタイルへの貢献)の食品業”への進化を通じて、持続可能な社会の実現に資する企業グループとしての成長に向けて取り組んでいきます。
※将来に関する留意事項
将来の経営環境や業績予想に関する記述は、当社が現時点で入手可能な情報や計画策定の前提としている仮定などに基づくものであります。実際の業績は様々な要因によって予想値と異なる可能性があります。
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