課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
 当社グループは、経営理念である「しあわせ社会学の確立と実践」のもと、主力事業である定期便事業の構造強化と次代を担う新たな事業の育成に取り組んでまいります。当社グループは2期連続で好調な業績を達成し、長期的な成長軌道を描き始めておりますが、2023年2月期を更なる飛躍のための事業年度と定め、今後の成長のための盤石な基盤を構築してまいりたいと考えております。

主力事業である定期便事業につきましては、顧客数の増加及び顧客単価の上昇を企図し、ブランドの育成と定期便の強化を行ってまいります。ブランドの育成に関しましては、カバーするニーズの拡大、リーチ拡大に資する商品及びコンテンツの育成を進めてまいります。また、定期便の強化につきましては、非継続顧客の定着と既存継続顧客のさらなる満足を目指して、マーケティング施策を強化してまいります。

新規事業につきましては、年々事業規模を拡大させている物流・EC支援事業や出品・出稿型のプラットフォーム開放事業の更なる拡張とともに、次代を担う戦略的事業として「EIZOKU(エイゾク)」を本格的に稼働いたします。同事業は当社が保有するサブスクリプション事業のノウハウやシステムを活用し、クライアント企業のサブスクリプション事業化の推進を支援するB2B型新規事業です。

2023年2月期の当社グループの連結業績見通しにつきましては、連結売上高34,161百万円(前期比 1.3%増)を計画しております。費用面につきましては、中長期的な成長軌道を盤石なものとするための販売費や広告費の増加を見込むとともに、次世代のWebシステム基盤整備やシステムリプレイスによる最適化のため積極的な設備投資を行ってまいります。これらの結果、連結営業利益916百万円(前期比 30.1%減)、連結経常利益942百万円(前期比 40.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益819百万円(前期比 50.4%減)を見込んでおります。

なお、新型コロナウイルス感染症の再拡大やロシア・ウクライナ情勢の緊迫などにより、わが国の経済は依然として先行き不透明な状況で推移することが予測されます。これらの事象による当社業績に与える影響につきましては現時点では直接的な影響は不透明ですが、当社の事業活動や経営成績に影響を及ぼすおそれが生じた場合は速やかに開示いたします。

本資料に記載されている目標及び業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。

健康経営方針について

当社は、経営理念に「しあわせ社会学の確立と実践」、中核価値に「ともにしあわせになるしあわせ」を掲げ、創業間もない時期から諸制度を通じて従業員の心身の健康向上を目指してまいりました。さらなる理念の達成(追求)に加え、近年は働き方改革やウェルビーイング(ワークライフバランス)などの健康観点の重要性の高まりを踏まえて、「健康経営」に取り組んでまいりました。2022年2月期には「健康経営優良法人」の3期連続取得を達成し、持続的な従業員の心身の健康の保持および増進の促進を通して、企業の業績基盤の安定化、さらなる成長の基盤づくりを図りたいと考えております。

 

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