研究開発活動

 

5 【研究開発活動】

当社グループは、主に建設領域において長年培ってきたファスニング技術を活かして、作業効率・安全確保、環境保全に貢献する付加価値の高い製品・工法の研究開発及び改良活動を推進しております。研究開発体制としては、事業毎にプロジェクトチームを編成し、お客様の要望に柔軟に対応できるような体制を構築しております。

現在の研究開発は、ファスニング事業における新製品開発のみならず、効率的な施工方法の研究及び施工機器の開発にまで及んでおります。

当連結会計年度における研究開発費の総額は149,018千円であり、主な研究開発活動は以下のとおりであります。

なお、技術研究所の研究開発費は、当社グループ全体としての製品・工法・システム等の開発の目的で実施しているため、各セグメントに配分しておりません。(技術研究所研究開発費 98,426千円)

 

(1) ファスニング事業

あと施工アンカーは、当社グループの基盤となる重要技術であり、分野毎(土木・建築)の研究開発をゼネコン等との共同開発を含めて行っております。

当期は、土木分野での拡底式あと施工アンカー「メタルアンダーカットアンカー スマートタイプ」や二重落下防止対策用「フェイルセールアンカー」の開発を継続したほか、主にこれまで培った技術を応用したあと施工アンカーの開発を行いました。(ファスニング事業研究開発費 23,201千円)

 

(2) 機能材事業

2015年より販売している「呼気アルコール検知器 ST-3000」に非接触の検温機能を追加する拡張機器「ALCFaceVital」と、測定したアルコール濃度と検温情報、測定中の顔写真などの情報を一元管理するシステムアップ用ソフト「ALCGuardianVital」を開発いたしました。(機能材事業研究開発費 27,390千円)

 

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