文中の、将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において、当社グループが判断したものであります。
新型コロナウイルス感染症の再拡大・更なる長期化が懸念されるものの、感染防止対策を徹底したうえで経済活動を重視したウィズコロナ、アフターコロナへの移行が進むものと想定されます。一方、世界的なインフレ抑制による景気後退が懸念され、景気の先行きは引き続き厳しい状況が続くものと思われます。
このような環境の中、当社におきましては、ウィズコロナへの対応を進め、取引先様と従業員の安全を最優先として引き続き感染防止対策を徹底の上、「働く人」の必需品であるワークウェア、医療・介護ウェア、セーフティシューズの安定供給に努めてまいります。原材料費及び物流経費の上昇、資源・エネルギー価格の高騰、円安の進行に伴う仕入価格の上昇に対応するため、2022年10月より7年ぶりに販売価格を改定するとともに、海外生産態勢の見直しを行うなど、引き続き仕入価格の抑制に努めてまいります。
商品面では、SDGsに対応した環境配慮型商品やワークウェアとしての機能性と「カッコいい」デザイン性を兼ね備え、かつ、価格訴求力のある商品の開発・積極的な市場への投入に注力し、引き続き「BIGBOSS」効果も活用して、需要の喚起と売上・利益の拡大に努めてまいります。特に、品質を大幅に改良した電熱ウェアブランド「FEVER GEAR ADVANCE(フィーバーギアアドバンス)」や、販売店のお客様から好評を得ている「BIGBOSS」ベストを今秋冬商戦より積極的に展開し、従来のワークウェアの販売先のみならず、新規流通チャネルの開拓に注力してまいります。そして、引き続き、SNS等を活用した広告宣伝活動を更に強化し、当社ブランドの認知度向上を図ってまいります。また、政府が推奨するDXを進め、業務の効率化も図ってまいります。
お知らせ