研究開発活動

 

5 【研究開発活動】

当社グループの研究開発活動は、当社グループの事業の中心であるオープンシステム基盤事業とアプリケーション事業において、各種の製品開発に取り組んでおり、当連結会計年度における研究開発費の総額は638,572千円となっております。

 

(1) オープンシステム基盤事業

Linuxを基本とした企業情報システムの利用拡大に向けて、OSS等の機能、性能、拡張性等の向上を目指した研究開発を行っております。具体的には、以下のとおりであります。

①「LifeKeeper」等の新規機能の開発

 ・LifeKeeper v9.5及びv9.6アップデートバージョンの開発
CLIの更なる機能強化
スタンバイノード監視機能の強化
Azure上でのSTONITHデバイスに対応
AWSのファンデーショナルテクニカルレビュー(FTR)の取得
・その他新規機能開発

なお、当連結会計年度のオープンシステム基盤事業の研究開発費は、336,276千円であります。

 

(2) アプリケーション事業

当社開発製品を様々な業種・業態への適応や、市場ニーズに柔軟に対応させるための機能開発に取り組んでおります。具体的には以下のとおりであります。

① 複合機ソリューション関連の機能開発・強化

 ・複合機の新モデルへの対応

  ・Quickスキャン、Speedocの新機能開発

  -複合機上でしかできなかったQuickスキャン、SpeedocのOCR処理をPC上で実行できるツールの開発

  -既存複合機の設定を活かしたスキャン機能の開発

② クラウドサービス「Gluegentシリーズ」の機能強化 

 ・「Gluegent Flow 情シスクラウド」機能強化

 ・「Gluegent Apps」の独立化のためのID統合開発

 ・「Gluegent Gate」のSSO連携機能強化(顔認証)、ID申請ワークフロー機能追加

 ・「Gluegentシリーズ」全般の各種機能強化

③ 金融機関向けシステム関連の機能開発・強化

 ・金融機関向けALMパッケージ・VivaldiⅡの機能強化対応(LIBOR:London Interbank Offered Rate 公表停止対応)

  ・金融機関向けマーケティングソリューション実証実験

 ・金融機関向け統合与信ソリューション・QUANTUM/e-AcrisのKSC(全国銀行個人信用情報センター)更改対応

④ HR Tech関連サービスの機能開発・強化

 ・フリーアドレス座席管理システム「YourDesk」の開発

  ・モチベーション・マネジメントシステム「Willysm」の機能開発・強化

なお、当連結会計年度のアプリケーション事業の研究開発費は、302,296千円であります。

 

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