研究開発活動

5 【研究開発活動】

当社グループでは、顧客志向を徹底しております。お客様の要望に対して、独自の技術とアイデアによって、満足していただける製品の開発・改良に努めております。

当連結会計年度における研究開発費は、1,163百万円となりました。セグメント別の研究開発の内容は以下のとおりです。

 

(1) 光学シート事業

タブレット・ノートPC用ディスプレイの高輝度・高精細化ニーズに対応して、光拡散フィルム「オパルス®」の輝度均一性を更に向上させた新製品の販売を開始しました。

また、高性能な直下型ミニLED液晶ディスプレイ向けに販売を開始した複合拡散板「オパスキ®」についても、薄型化、低消費電力化等の携帯性向上ニーズに対し、更なる開発を進めてまいりました。

その他にも、高い信頼性が求められる車載ディスプレイ用途など、市場ニーズに応じた新製品の開発を継続しております。

 

(2) 機能製品事業

水素自動車向け燃料電池用特殊フィルムに加え、ハイブリッドカー向けバッテリー用特殊フィルムを開発し、出荷を開始いたしました。カーボンニュートラル社会の実現に向け、次世代のクリーンエネルギー資材の開発を進めております。

また、一般住宅、商業施設、工業施設などの屋根補修ニーズやコンクリート構造物の補修市場に対して「高耐久・人手不足解消・施工時間短縮」をキーワードに当社の要素技術を組み合わせて、新製品の開発を継続しております。

その他にも、環境対応、再生可能エネルギーに関連する部材や、医療・衛生分野において安全と安心を支える機能性フィルム、シート部材の開発を進めております。

 

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