当社は、低熱膨張合金、シームレスパイプ製造用工具のトップメーカーとして、高機能性合金の開発を進めております。これら研究開発に要した当事業年度における研究開発費の総額は
各セグメントの研究開発の成果と主要課題は次のとおりです。
特殊合金事業
拡販としてごみ焼却炉向けに開発した「 EGNIS (イグニス)」シリーズは高温の塩素腐食に強い合金として客先へ提案し、複数焼却施設における実機試験で優れた性能を確認しており、今後本格的な拡販普及期へ移行します。 CFRP 成形金型では、硬化温度の異なる樹脂の温度域に合わせた低熱膨張合金を開発しました。近年注目されている金属 3D プリンターでは、社内横断のワーキンググループを発足し、高機能性合金の製造プロセス開発を強化しています。
特許に関しましては登録が 4 件、公開が 5 件となっております。
今後の成長戦略として、ごみ焼却炉の耐熱耐腐食合金、バイオマスボイラの耐熱耐摩耗合金の開発・拡販、低熱膨張合金では、CFRP成形金型用ゼロ膨張合金、高温域合金、宇宙航空分野向極低温合金などの研究開発及び拡販を推進して参ります。
これらによる当事業に係る研究開発費は
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