当社グループにおける当連結会計年度の研究開発活動は次のとおりであり、研究開発費の総額は
(大型フォトマスク事業)
(1)研究開発の目的及び体制
大型フォトマスク事業におきましては、顧客ニーズにタイムリーかつ的確に対応することを目的として、当社技術開発本部と連結子会社である頂正科技股份有限公司が連携し、研究開発活動に取り組んでおります。また、顧客と直に接している営業本部の中に技術企画部を設け、直近及び今後の顧客動向を技術開発本部に伝達し、実効的かつ効率的な研究開発活動につなげております。
(2)研究開発のテーマ及び成果
スマートフォン向け有機ELパネルの高精細化、低消費電力やフォルダブル等の高機能化への対応が求められるなか、フォトマスクの精度改善や最先端露光装置に対応するフォトマスクの開発を行いました。加えて、価格競争力や納期対応力を高めるための取り組みを行いました。
大型フォトマスク事業における当連結会計年度の研究開発費は171百万円であります。
(新規事業開発)
(1)研究開発の目的及び体制
新規事業開発におきましては、当社グループの新しい柱となる事業の開発を目的として、ソリューション事業および新領域創造室のもと、開発事業ごとに組織を編成し、研究開発活動に取り組んでおります。
(2)研究開発のテーマ及び成果
RFID分野におきましては、各種RFIDタグの開発や、当社製品を用いたシステムの開発を行いました。新規アイテムとして「エクストリームタグ」の販売を開始しました。
ヘルスケア分野におきましては、取扱製品の拡充や、新たな製品の上市に向けた研究開発を行いました。
その他にも、有望事業の探索や最先端技術の調査などを行い、M&Aや他企業との業務連携などの外部技術の導入や異業種への参入等、幅広い視野で新規事業開発を進めております。
新規事業開発における当連結会計年度の研究開発費は34百万円であります。
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