研究開発活動

5 【研究開発活動】

当社グループの研究開発活動は、主に当社の技術開発本部において「人と人をつなぐコミュニケーションツールの提供を通じて、情報伝達の隙間のない社会の構築、維持に、社会の一員として貢献する」という経営理念のもと、これまで培ってきた基幹技術である無線技術をコアに、デジタル新時代の先端技術の融合により、より強いコア技術の確立と、価値創造を推進する体制の構築により、新カテゴリーの製品開発を推進しています。

 

具体的な推進状況は以下の通りです。

   無線通信技術開発

デジタル方式スキャナー受信機に搭載されているSDR技術(Software Defined Radio:ソフトウエア無線)は、当社は世の中に先駆けて開発し、市場の評価を得られてきました。この技術を新しいニーズに適応させていくため、より発展させ、他の通信技術(インターネット、5G等)と融合し、DX時代(Digital Transform)に向けてのコア技術の確立を推進しています。

●展開例:デジタル方式スキャナー、CB無線機、海上用無線

 

② 新カテゴリー製品開発

社会ニーズの変化を的確に把握し、魅力ある新製品開発に取り組んでいます。モニター機器の開発を皮切りに、これから成長するEV向け関連製品の開発など車載分野への取り組みや、社会インフラ向け装置の開発などを推進中です。自社で不足している技術に関しては、積極的なパートナーアライアンスや、オープンイノベーションを活用し、新しいカテゴリー、価値の創造を進めていきます。

●展開例:車載モニター機器、各種アクセサリー機器、セキュリティ関連機器

 

以上のような推進状況において、当連結会計年度の研究開発費は、 295百万円でありました。

各製品区分ごとの研究開発活動は、次のとおりであります。

各セグメントごとの研究開発費は、日本セグメント201百万円、北米・中南米セグメント37百万円、アジアその他40百万円、オセアニア15百万円となっております。

 

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