(1)会社の経営の基本方針
当社は「新企業理念Ex21」を制定し、企業経営の基本方針としております。この理念は「理念」「使命」「基本姿勢」「行動指針」の4つで構成され、当社グループの役職員全員が共有すべき認識と行動をまとめたものであります。
「新企業理念Ex21」の全文は以下のとおりであります。
「理念(VISION)」
私たちは、企業は公器であることを認識し、すべての顧客・仕入先・社員・社会・株主に会社の継続的な成長によって満足を提供します。
「使命(MISSION)」
エレクトロニクスの進歩と人々の生活文化の向上を調和させ、社会の発展に貢献します。
「基本姿勢(POLICY)」
・顧客と仕入先との相互繁栄と信頼関係の構築を目指します。
・社員には公平な機会を提供し、成長を支援して、適正な評価とそれに見合った処遇を行います。
・社会の一員として、環境保全、法令順守等、企業の社会的責任を果たします。
・株主に対し、透明性の高い経営を行い、正確な情報を迅速に提供します。
「行動指針(BUSINESS CONDUCT)」
・パイオニア精神を持ち、新しいものに果敢に挑戦し続けます。
・常に業務改善を行い、生産性向上に努めます。
・自由闊達でオープンな精神とさわやかさをもって行動します。
・法令を順守し、ルールを守り正々堂々と行動します。
・当事者意識を持ち、自ら進んで責任ある行動をとります。
・社会人としての責任を自覚し、公正・品格を尊重します。
・常に顧客を大切に思い、スピードある対応をします。
(2)目標とする経営指標
2019年5月15日付「第7次中期経営計画の修正に関するお知らせ」で公表したとおり、2021年3月期の目標を売上高
1,000億円、経常利益15億円、ROE5%とし、引き続き収益力の強化と資産の効率的運用を目指してまいります。
(3)中長期的な会社の経営戦略
当社グループの中長期的な経営戦略につきましては、第7次中期経営計画を策定しております。
第7次中期経営計画の基本方針を、
「人とテクノロジーを結び付けること」
「Connecting people with technologies」と定め、
行動指針を、「3つの『C』」〔Change(変革)、Challenge(挑戦)、Create(創出)〕として、エクセルグループの「持続的な成長」を目指してまいります。
また第7次中期経営計画を達成するため成長戦略の骨子を次の5点と定め、社員一丸となって第7次中期経営計画の達成に向け努力してまいります。
① 液晶総合力でNо1となる
② 電源とパワーデバイスの両輪を極める
③ ‘IoT’のビジネスモデルを確立する
④ 取扱製品を拡充・拡販する
⑤ 新規市場を開拓する
(4)会社の対処すべき課題
当社グループの対処すべき課題は以下のとおりと考えております。
① 業績の安定性確保のため、核となる取引先および取扱製品を増やす
特定の仕入先・販売先および取扱製品への過度の依存により当社業績が大きく左右される体質から、核とな
る取引先・取扱製品増加によるバランス改善を通じて業績の安定性向上を目指します。
② 国内ビジネスの再構築
日本が強みを持つ産業や日本に残る産業へのビジネス参入により、縮小傾向にある国内ビジネスの再構築に
注力してまいります。
③ 国内外におけるビジネス拡大に向けた人材の育成・確保
国内外の新市場、新分野のビジネス開拓と拡大に向け、教育制度を拡充し、積極的な人材登用に加え、成長
性のあるマーケットへの人材シフトを推進してまいります。
④ 与信管理体制の更なる強化
2015年3月期の不良債権発生への反省を踏まえ、与信管理専門部署主導により、与信管理体制および意思決
定プロセスの更なる強化を図る所存であります。
⑤ 組織体制の継続的見直し
国内構造改革の継続フォローを行うとともに、海外構造改革に関しましても実施いたします。
お知らせ