研究開発活動

5 【研究開発活動】

当社グループは全社の事業戦略に基づいて長期の開発計画を立て、それに沿って各開発、設計部門において新製品の開発を進めております。

なお、当連結会計年度に支出した研究開発費の総額は305百万円であり、主として自主開発事業についてのものであります。

 

セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりであります。

○自主開発

・露出計部門

ベストセラー製品である露出計L-858Dについて、大手フラッシュメーカー2社を含む仕様に対応した、フラッシュと連動する“トランスミッター”機能を開発し、2020年10月よりオプション製品として販売を開始いたしました。本製品は市場にて高い評価を頂き、露出計L-858D本体、トランスミッターともに、企画当初の販売台数を上回る実績となっております。

 

・光学式マーク読取装置(OMR)部門

世界的に、マーク認識と共に手書き記載の読取り要求が高まっています。これに加えて、読み取った帳票を電子化し現物在庫を廃棄する流れもあり、高速な画像処理機種が求められています。

一般化しているQRコードの読取り等の追加機能の開発を行うなど、従来の高信頼性のマーク読取りに加えて高速での画像読取が可能な機種の開発・発売を発表しており、製品ラインナップを強化・拡充してまいります。

 

・監視カメラ部門

2020年度は、既存無線LANネットワークカメラ技術によって大手エレレベータメーカーの保守用カメラを量産化し、製品ラインナップを拡充いたしました。2021年度は、顧客の事業拡大に伴うネットワークカメラの大口引き合いがあり、2021年度に予定通りに上市すべく商品開発を進めてまいります。

 

・計測部門

2020年度上期は温湿度計、下期は記録計を主体とし、安定した製品生産が行えるよう活動してまいりました。2021年度は、粘度計製品のラインナップの充実を図り、市場のご期待に応えるべく新製品の開発を進めてまいります。

 

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