沿革

 

2【沿革】

当社は、米国Massachusetts Institute of Technology(マサチューセッツ工科大学、以下「MIT」という。)の研究者の発明による自己組織化ペプチド技術を基にした医療製品の開発・製造・販売を目的として、2004年5月に設立されました。それに先立って、米国3-D Matrix,Inc.(現連結子会社)が、MIT発のバイオベンチャーとして2001年に設立され、本技術の事業化を目指してMITから本技術に関する特許の独占的実施権の許諾を受けております。

当社は、設立後の2004年10月に米国3-D Matrix,Inc.との間でLICENSE AND SUPPLY AGREEMENTを締結し、本技術に関する特許の実施権の再許諾を受けております。その後、2007年10月に米国3-D Matrix,Inc.を当社の完全子会社としております。

また、当社は本技術を基盤技術として、外科領域等において医療製品の研究開発を行ってまいりましたが、止血材をはじめとした製品化に至っております。

なお、以下本報告書において使用される専門用語につきましては、(*)印を付けて「第1 企業の概況  3  事業の内容」の末尾に用語解説をしております。

年月

事項

2001年5月

MIT発のバイオベンチャーとして米国において3-D Matrix,Inc.(現連結子会社)設立

2003年4月

米国3-D Matrix,Inc.が、MITとの間で自己組織化ペプチド(*)技術に係るライセンス契約を締結

2004年5月

自己組織化ペプチド技術の日本における事業化を目的として㈱スリー・ディー・マトリックス・ジャパンを設立

2007年10月

米国3-D Matrix,Inc.を子会社化

2008年3月

商号を㈱スリー・ディー・マトリックスに変更

2010年8月

第一種医療機器製造販売業許可を取得

2011年10月

大阪証券取引所(現東京証券取引所)JASDAQ(グロース)に株式を上場

2012年4月

フランスに、当社100%出資の子会社として3-D Matrix Europe SAS.を設立

   10月

医療機器の品質マネジメントシステムのための国際標準規格「ISO13485」を取得

 

2014年1月

欧州において吸収性局所止血材のCEマーキング指令適合認証を取得

2015年2月

米国において創傷治癒材の市販前届出510(k)承認を取得

2016年1月

オーストラリアにおける吸収性局所止血材の医療機器製品登録承認を取得

2017年4月

中国でのライセンス許諾契約を締結

2018年10月

欧州における吸収性局所止血材の後出血予防材の適応追加の承認の取得

2019年4月

耳鼻咽喉科領域の癒着防止材兼止血材の米国での製造販売承認を取得

   6月

FUJIFILM Europe B.V.と消化器内視鏡分野において吸収性局所止血材の欧州全域における独占販売契約を締結

   9月

オーストラリアにおける吸収性局所止血材の後出血予防材の適応追加の承認の取得

   10月

日本における吸収性局所止血材の製造販売承認申請をPMDAに提出

2020年7月

日本における吸収性局所止血材の日本での製造販売承認を取得

   9月

医薬品販売業許可を取得

   10月

欧州において次世代止血材の治験計画届を提出

   12月

日本における粘膜隆起材の製造販売承認申請をPMDAに提出

2021年1月

米国における吸収性局所止血材の承認申請をFDAに提出

   3月

高度管理医療機器販売業・貸与業許可を取得

   5月

日本における粘膜隆起材の製造販売承認を取得

   6月

米国における吸収性局所止血材の市販前届出510(k)承認を取得

2022年4月

米国における粘膜炎の創傷治癒材の市販前届出510(k)承認を取得

 

 

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