研究開発活動

5【研究開発活動】

 当連結会計年度における当社グループの研究開発費の総額は185,350千円であり、代表的な研究開発は、以下、研究開発の成果に記載の新規モデルの開発であります。

 また、製品開発の都度、必要に応じて競合他社との製品の差別化、権利侵害のため、特許権取得を検討しており、2022年9月30日現在取得済み、出願中の特許権は下表の通りであります。

 

取得済件数(件)

出願中件数(件)

 特許権

17

7

 なお、当連結会計年度における研究開発の成果は下表の通りであります。

研究開発の課題

開発モデル

内容

X-Spirit3後継モデル

X-SPR Pro

 

 

レーシング対応最上位フルフェイスモデルとして全世界に拡販を行っているX-Spirit3/X-Forteenシリーズを全て新設計として開発を進め、第66期については欧州向けモデルX-SPR Proの先行販売を開始した。デザインは正統進化としてよりレーシングイメージを強く打ち出しながら、同時に使い勝手の向上も行い、シールドにはセンターロック+ティアオフボタン付きのCWR-F2Rを採用した。レース向けモデルとして更なる空力性能のアップや、レース使用で要望のあったシールドロックの強化、レーシングポジションの向上等を行い、また分割式センターパッドが更に進化し、フィット感の調整幅が広がった。このため、欧州では高い評価を得ている。欧州向けの発売を皮切りに、来期では2022年12月に国内向け、2023年3月には北米向けの生産を控えている。

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