当連結会計年度における研究開発費は総額1億9千7百万円で、その研究開発活動をセグメントごとに示すと、つぎのとおりであります。
なお、連結子会社においては、研究開発活動は特段行なわれておりません。
(1) 緑化関連薬剤・資材事業
非農耕地における緑化関連の薬剤・資材については、環境問題への対応、市場の要請、技術環境の変化に適応する商品開発を目的とし、その展開にあたっては
イ 高付加価値商品の開発
ロ 市場開拓並びに市場占有率向上を目的とする商品構成の強化
ハ グリーンビジネス拡大を目的とする多角的商品の開発
を方針として研究開発活動を行っております。
国内外の農薬、化学メーカーの除草剤、植物成長調節剤、殺菌剤、殺虫剤等の新規農薬情報やその他資材に関連する情報を収集し総合分析を行うとともに、薬剤の現場試験による薬効データを基に用途開発の可能性を追求し、新製品、新資材の導入を積極的に行っております。
グリーン研究所は、新規化合物の評価及び導入品目の実用化研究、芝病害虫及び雑草の鑑定、ゴルフ場の土壌分析、植生管理技術の研究指導、新規バイオ資材の研究等を所員14名で行っております。
当事業における当連結会計年度の研究開発費は1億5千7百万円であります。
(2) 産業用薬品事業
主に製紙における工程助剤及び機能性薬品の用途開発と、薬品の適正添加量及び添加箇所の設定等による効果助長研究を所員5名で行っております。
当事業における当連結会計年度の研究開発費は4千万円であります。
(注) 土木緑化工事事業及びその他についての研究開発活動はありません。
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