研究開発活動

5【研究開発活動】

当社グループにおいて、事業展開及び安全性に関わる基盤研究・技術開発は、キッコーマン㈱研究開発本部を中心に行っております。各事業会社においては、主にそれぞれの会社の事業に関わる商品開発を行っており、しょうゆ製造に関わる技術開発、「食と健康」の分野で消費者のニーズに応える独創的な新商品の開発、容器の開発、品質向上をめざした加工技術の開発等を鋭意進めております。

当社グループの当連結会計年度の研究開発費は、国内及び海外食料品製造・販売事業と国内その他事業のバイオケミカル分野の研究開発に関わるものであり、各セグメント別の研究開発活動は次のとおりであります。また、本事業年度の研究開発に係る費用の総額は4,892百万円であります。

(国内及び海外 食料品製造・販売事業)

しょうゆ部門では、しょうゆの品質向上と製造における効率化をめざして、醸造工程に関わる技術開発を進めてまいりました。ご好評をいただいている「いつでも新鮮」シリーズのラインナップの拡充を行い、しぼりたて生しょうゆ620ml、味わいリッチ減塩しょうゆ620mlの大型密封ボトルを発売しました。

食品部門では、焼肉のたれ、具入りめんつゆ「具麺」シリーズ、「うちのごはん」シリーズ、加工業務用調味料などで新商品開発を行ってまいりました。デルモンテ調味料では、トマトケチャップ、トマトソースや、加工業務用調味料などで新商品開発を行ってまいりました。

飲料部門では、豆乳飲料において、「豆乳飲料ピスタチオ」や「豆乳飲料オーツ」などの豆乳飲料ナッツ・穀物系シリーズの開発、「SoyBody」や「マカダミアミルク」等の新カテゴリーシリーズの商品拡充を行ってまいりました。デルモンテ飲料では、トマト・野菜ジュースの品質向上を進め、環境配慮型製品として再生瓶対応、ラベルレスのトマトジュース開発、“つぶつぶ”食感を楽しめる野菜果実飲料「つぶ野菜」シリーズの「グリーンサラダmix」の開発を行ってまいりました。

酒類部門では、みりんやワインなどの製造工程に関わる技術開発に加え、付加価値の高い新商品の開発を行ってまいりました。

(国内 その他事業)

国内その他事業では、バイオケミカル分野において、臨床診断用酵素の開発、衛生検査用キットの開発、ヒアルロン酸、糖セラミドなど化成品、発酵素材の開発などを引き続き行ってまいりました。

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