当社は、2021年4月1日付で当社の親会社であったOSJBホールディングス株式会社を吸収合併しております。主要な関係会社の異動につきましては、以下の通りであります。
・2021年9月29日付で山木工業ホールディングス株式会社の株式を追加取得し、完全子会社化いたしました。また、2022年1月1日付で同社及び同社子会社である山木工業株式会社は、山木工業株式会社を吸収合併存続会社として合併いたしました。
・2021年11月1日付で株式会社クリエイティブ・ラボを完全子会社として設立いたしました。
この結果、2022年3月31日現在では、当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、子会社を合わせ5社により構成されております。
当連結会計年度において、当社グループが営んでいる事業の内容は下記のとおりであります。
なお、当連結会計年度よりセグメントの区分を以下のとおり変更しております。
(用語説明)
・プレストレストコンクリート
PC鋼材と呼ばれる高強度の鋼材を引っ張って(この作業を緊張といいます。)張力を与えた後にコンクリートと固定することで引っ張られていたPC鋼材が元に戻ろうとしてコンクリートに圧縮力を与えることで、コンクリート部材の強度・耐久性を向上させる技術です。この技術により、コンクリートの最大の弱点(圧縮には強いが引張には弱い。)を克服することができます。
コンクリートの橋梁上部、落石から道路を守るロックシェッド等の防災設備、タンク、建築、舗装、既存構造物の補強など幅広い分野に利用されています。
・ニューマチックケーソン
ニューマチックケーソン工法(Pneumatic caisson method)のpneumaticは空気のcaissonは函(はこ)を意味します。日本では「潜函」工法とも呼ばれています。
地上で鉄筋コンクリート製の函(躯体)を構築し、躯体下部に作業室を設け、ここに地下水圧に見合った圧縮空気を送り込むことで地下水の浸入を防ぎます。
作業室内で地山を掘削・排土して、躯体を沈下させることで、橋梁や建造物の基礎として、また、下水ポンプ場、地下調整池、シールドトンネルの立坑、地下鉄や道路トンネルの本体構造物として幅広く活用されています。
事業の系統図は次のとおりであります。
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