課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものです。

 

(1)会社の経営の基本方針

当社グループは、令和4年度から令和8年度までを実施期間とする『第5次中期経営計画』を策定いたしております。

本計画は、これまでの基本方針『「成長する産業分野での拡大」・「既存事業の維持・拡大」を軸に、付加価値・生産性の向上を図り、事業構造変革を強力に推進する』を継承しながら、新たに「一人ひとりが新しい仕事・やり方に挑戦し、レベルアップをすることで、現要員体制での生産・利益の拡大を目指す!」を付加いたしました。

実行策の指針は、次のとおりです。

Ⅰ.SDGs(持続可能な開発目標)への取組み

Ⅱ.挑戦をリスペクトする組織への変革

Ⅲ.“設備技術産業の雄”への挑戦

Ⅳ.新しい事業領域への挑戦

 

なお、本計画の詳細につきましては、令和4年5月12日に開示しております『第5次中期経営計画策定に関す

るお知らせ』をご参照ください。また、当該開示資料は、次のURLからご覧いただくことができます。

(当社ホームページ)https://www.takada.co.jp/ir/

 

(2)中長期的な会社の経営戦略

上記『第5次中期経営計画策定に関するお知らせ』に記載のとおりです。

 

(3)経営環境、優先的に対処すべき事実上及び財務上の課題

今後のわが国経済の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症の再拡大による国際情勢の変化やウクライナ情勢等の緊迫化など、不透明な状況が続くことが見込まれる一方、ウィズコロナに基づく各種政策の効果等により、景気の持ち直しも期待されます。

当社グループの関連するプラント業界におきましては、お客様の国内既存設備の合理化や脱炭素関連設備等への環境対応投資に加え、5G向け関連投資への設備投資の本格化が期待されます。その一方で、引続き人手不足や原材料価格の上昇等が継続することも予想されます。

このような状況下、当社グループといたしましては、新たに策定した『第5次中期経営計画』の各施策を着実に実行し、成長に向けた組織活力を向上させ、既存事業であるプラント事業の強化・拡大を図るとともに新規事業への取組みを加速させてまいります。更に持続可能な社会の実現にも貢献し、創業100周年に向け挑戦を続けてまいります。

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