研究開発活動

5【研究開発活動】

 当社グループでは、デジタルソリューション、ネットワークインフラ、エンジニアリング&サポートサービスの各事業分野を中心に、国内外のお客様に対して、付加価値が高く競争力のあるソリューションやサービスを提供するため、研究開発活動を継続して行っております。

 当連結会計年度の研究開発費の総額は1,311百万円であります。

 セグメントごとの主要な研究開発活動は次のとおりであります。

 

(1)デジタルソリューション事業

 デジタル技術を活用した企業などのDX(※1)や働き方改革を実現するサービス創出に向け、各種クラウドサービスの技術検証や、クラウドサービス活用におけるセキュリティ強化および運用高度化に関わる技術検証・研究開発を行っております。

 当連結会計年度における研究開発費の金額は264百万円であります。

 

(2)ネットワークインフラ事業

 地理情報プラットフォームIQGeo Platform(myWorld)(※2)を活用した新たなソリューションや、消防データ分析ソリューションなど防災減災分野におけるDX技術を活用したソリューションの開発、海洋資源市場に関わる技術開発、5G(※3)分野におけるローカル5Gのサービス化や運用管理システムに関する研究開発を行っております。

 またマルチ決済端末の機能高度化に関する研究開発を行いました。

 当連結会計年度における研究開発費の金額は817百万円であります。

 

(3)エンジニアリング&サポートサービス事業

 エネルギー分野において、液体でIT機器を冷却する液浸冷却装置を活用した電力使用の高効率型データセンターに関する研究開発を行っております。

 当連結会計年度における研究開発費の金額は228百万円であります。

 

※1 DX:

Digital transformationの略。AI・IoT・RPA(Robotic Process Automation)・クラウドサービス等の最先端技術を用いて、企業・産業の事業活動や都市運営などを大きく変革すること。

※2 IQGeo Platform(myWorld):

IQGEO Japan株式会社の製品。インターネット上の地図情報にインフラ設備や災害情報など様々な情報を重ねて可視化できる。バージョン6.0(2020年5月リリース)より、myWorldからIQGeo Platformに名称変更。

※3 5G:

第5世代移動通信システムを指し、5th Generationの略。またローカル5Gとは、地域・産業のニーズに応じて地域の企業や自治体等が個別に利用できる5Gネットワークのこと。

 

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