【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、最高経営意思決定機関が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、事業会社である宝酒造株式会社、宝酒造インターナショナル株式会社、タカラバイオ株式会社を中核企業とする各企業グループ及びその他で構成されており、当社は各事業会社を統括する持株会社であります。各事業会社は、各々取り扱う製品・商品やサービスについて国内あるいは海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。したがって、当社グループは、製品・商品やサービスの内容を基本としながらも、経営責任・業績評価の単位を重視し、「宝酒造」「宝酒造インターナショナルグループ」及び「タカラバイオグループ」の3つを報告セグメントとしております。
「宝酒造」は、主に国内における酒類・調味料の製造・販売を行っております。「宝酒造インターナショナルグループ」は、日本からの酒類の輸出、海外における酒類の製造・販売や日本食材卸事業を行っております。「タカラバイオグループ」は、試薬・機器事業とCDMO事業を通じ、バイオ創薬基盤技術開発を行っております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。また、セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
「注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおり、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下、「収益認識会計基準」という。)等を当連結会計年度の期首から適用し、収益認識に関する会計処理方法を変更したため、事業セグメントの利益又は損失の測定方法を同様に変更しております。
当該変更により、従来の方法に比べて、当連結会計年度の宝酒造の売上高は29,000百万円減少し、宝酒造インターナショナルグループの売上高は28百万円減少しております。なお、営業利益に与える影響はありません。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自2020年4月1日 至2021年3月31日)
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(単位:百万円) |
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報告セグメント |
その他 (注)1 |
合計 |
調整額 (注)2 |
連結 財務諸表 計上額 (注)3 |
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宝酒造 |
宝酒造インターナショナルグループ |
タカラバイオグループ |
計 |
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売上高 |
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外部顧客への売上高 |
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セグメント間の内部売上高又は振替高 |
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△ |
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計 |
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△ |
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セグメント利益 |
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△ |
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セグメント資産 |
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その他の項目 |
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減価償却費 |
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のれんの償却額 |
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持分法適用会社への投資額 |
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有形固定資産及び無形固定資産の増加額 |
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(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産賃貸事業、物流事業、ワイン輸入販売などであります。
2.調整額の内容は以下のとおりであります。
(1)外部顧客への売上高は、当社において計上した業務受託収入であります。
(2)セグメント利益は、セグメント間取引消去69百万円、事業セグメントに配分していない当社の損益△153百万円であります。
(3)セグメント資産は、事業セグメントに配分していない当社の資産62,585百万円、その他の調整額(主としてセグメント間取引消去)△29,944百万円であります。当社に係る資産は、余資運用資金や長期投資資金などであります。
(4)減価償却費は、主として当社において計上した減価償却費であります。
(5)持分法適用会社への投資額は、事業セグメントに配分していない持分法適用会社への投資額であります。
(6)有形固定資産及び無形固定資産の増加額は、当社において計上した増加額であります。
3.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
当連結会計年度(自2021年4月1日 至2022年3月31日)
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(単位:百万円) |
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報告セグメント |
その他 (注)1 |
合計 |
調整額 (注)2 |
連結 財務諸表 計上額 (注)3 |
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宝酒造 |
宝酒造インターナショナルグループ |
タカラバイオグループ |
計 |
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売上高 |
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外部顧客への売上高 |
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セグメント間の内部売上高又は振替高 |
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△ |
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計 |
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△ |
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セグメント利益 |
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△ |
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セグメント資産 |
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その他の項目 |
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減価償却費 |
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のれんの償却額 |
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持分法適用会社への投資額 |
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有形固定資産及び無形固定資産の増加額 |
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(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産賃貸事業、物流事業、ワイン輸入販売などであります。
2.調整額の内容は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益は、セグメント間取引消去34百万円、事業セグメントに配分していない当社の損益△413百万円であります。
(2)セグメント資産は、事業セグメントに配分していない当社の資産75,059百万円、その他の調整額(主としてセグメント間取引消去)△28,449百万円であります。当社に係る資産は、余資運用資金や長期投資資金などであります。
(3)減価償却費は、主として当社において計上した減価償却費であります。
(4)持分法適用会社への投資額は、事業セグメントに配分していない持分法適用会社への投資額であります。
(5)有形固定資産及び無形固定資産の増加額は、当社において計上した増加額であります。
3.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
【関連情報】
前連結会計年度(自2020年4月1日 至2021年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
(単位:百万円)
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国内・海外酒類 |
海外日本食材卸 |
バイオ |
その他 |
合計 |
外部顧客への売上高 |
164,121 |
60,425 |
46,086 |
7,810 |
278,443 |
2.地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:百万円)
日本 |
米国 |
その他 |
合計 |
183,545 |
42,643 |
52,254 |
278,443 |
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2)有形固定資産
(単位:百万円)
日本 |
米国 |
その他 |
合計 |
52,470 |
15,211 |
7,059 |
74,740 |
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円)
顧客の名称又は氏名 |
売上高 |
関連するセグメント名 |
国分グループ本社株式会社 |
35,067 |
宝酒造ほか |
当連結会計年度(自2021年4月1日 至2022年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
(単位:百万円)
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国内・海外酒類 |
海外日本食材卸 |
バイオ |
その他 |
合計 |
外部顧客への売上高 |
135,626 |
89,725 |
67,699 |
7,866 |
300,918 |
(注)収益認識会計基準等の適用に伴って当連結会計年度より製品及びサービスの区分を見直した結果、前連結会計年度において「その他」に含めていた項目の一部について、「国内・海外酒類」に区分を変更することとし、前連結会計年度の「1 製品及びサービスごとの情報」の組替えを行っております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:百万円)
日本 |
米国 |
その他 |
合計 |
165,528 |
62,662 |
72,727 |
300,918 |
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2)有形固定資産
(単位:百万円)
日本 |
米国 |
その他 |
合計 |
53,213 |
19,117 |
7,416 |
79,747 |
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自2020年4月1日 至2021年3月31日)
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(単位:百万円) |
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宝酒造 |
宝酒造インターナショナルグループ |
タカラバイオグループ |
その他 |
全社・消去 |
合計 |
減損損失 |
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(注)「タカラバイオグループ」セグメントにおいて、次世代シーケンスライブラリー作製装置関連事業の 整理に伴い、減損損失360百万円を計上しております。なお、当該減損損失は、関連する損失と合わせて特別損失の「事業整理損」として計上しております。
当連結会計年度(自2021年4月1日 至2022年3月31日)
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(単位:百万円) |
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宝酒造 |
宝酒造インターナショナルグループ |
タカラバイオグループ |
その他 |
全社・消去 |
合計 |
減損損失 |
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【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自2020年4月1日 至2021年3月31日)
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(単位:百万円) |
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宝酒造 |
宝酒造インターナショナルグループ |
タカラバイオグループ |
その他 |
全社・消去 |
合計 |
当期償却額 |
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当期末残高 |
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(注)「宝酒造インターナショナルグループ」セグメントに帰属するのれんについて、減損損失432百万円を計上しております。
当連結会計年度(自2021年4月1日 至2022年3月31日)
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(単位:百万円) |
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宝酒造 |
宝酒造インターナショナルグループ |
タカラバイオグループ |
その他 |
全社・消去 |
合計 |
当期償却額 |
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当期末残高 |
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(注)「宝酒造インターナショナルグループ」セグメントに帰属するのれんについて、減損損失17百万円を計上しております。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
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