(1)研究開発活動の方針
コーヒー市場は拡大し、コーヒーに対する様々なニーズが生まれています。その為、製品の改廃サイクルは短くなり、新製品を次々と開発するための“スピード力”が求められています。そのような環境の変化において、製品開発をサポートすべく、短期間で求める品質を具現化し、製品化することこそが使命と考えております。
(2)研究開発活動の体制及び特徴
多様化する市場のニーズに短期間で応える為に、一杯のコーヒーの風味を自在に制御する為の研究と、風味を客観的に数値化する分析技術の向上に注力しております。これら知見を活かして、一杯抽出型の家庭用製品をはじめ、外食産業向けの業務用製品、コーヒー飲料用の工業用製品まで、幅広くレギュラーコーヒーの開発に取り組んでいます。更には、少子高齢化を背景に、コーヒーにおける健康価値の創造を目指す取組みを推進しています。また、営業部門、製造部門との連携をより一層強化しており、開発提案から製品の品質設計、工場での製品化まで、一連のプロセスに関わりを持つことで、市場の求める品質を迅速かつ的確に製品化できる体制をとっています。
(3)研究開発の内容
・コーヒー風味の数値化に関する研究
・コーヒーの各加工プロセス(生豆・焙煎・粉砕・抽出)の基礎的研究
・顧客ニーズに沿ったコーヒー製品の設計開発
・コーヒー加工と機能性成分に関する研究
・独自焙煎技術の研究開発
なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は
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