課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において、当社が判断したものであります。

(1) 会社の経営の基本方針

当社の企業理念

一.企業活動を通じて社会に貢献し、親しまれ、信頼される会社を目指します。

一.過去にとらわれることなく、常に前進する会社を目指します。

一.創造的で活力のある会社を目指します。

企業理念の実践を通じて、大きな相乗効果を創出し、企業価値の増大を図り、安定的な収益体質を確立して、その成果を株主、従業員、お客様、取引先、地域社会等、全てのステークホルダーに対して適正に配分し、存在価値のある企業を目指してまいります。

 

(2) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

当社は、安定的な収益基盤の確立及び事業拡大を目指し、売上高、営業利益、営業利益率を経営指標としております。

中期経営計画「Creative2024」では、最終年度に「売上高4,000百万円、営業利益100百万円、営業利益率2.5%」を目標に掲げており、さらなる企業価値の向上に取り組んでまいります。

なお、新型コロナウイルスについては、仕入販売部門や和菓子部門において、不要不急の外出自粛や国内外の人の移動の制限等を受けた消費行動の変化等により、一定の影響を受けるものと想定されますが、影響は軽微であると考えております。

目標数値につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大の推移や収束時期などを予測することが困難であることから、当該状況が継続するものとの仮定に基づき作成しております。

 

(参考)中期経営計画と実績との比較

 

中期経営計画「Creative2024」

第111期

第112期

第113期

計画(千円)

実績(千円)

計画(千円)

計画(千円)

売上高

3,800,000

3,957,810

3,900,000

4,000,000

営業利益

60,000

56,751

80,000

100,000

営業利益率

1.5%

1.4%

2.0%

2.5%

 

 

(3) 中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題

当社では第111期事業年度から第113期事業年度を対象とした中期経営計画「Creative2024」を策定し、当社の目指す姿、及び重点施策を実行してまいります。

 

当社の中期経営計画の重点施策及び具体的施策は、以下のとおりであります。

〔当社が目指す将来像〕

・全社員が自身と会社の成長を実感でき、働きがいのある職場環境づくりに努める。

・地元新潟にしっかりとした基盤を持ち、新潟から「美味しい・楽しい・感動」を発信する。

・当社の強みを正しく捉え、環境の変化に対応し、顧客満足度の向上に努める。

・環境等に左右されることなく、常に安定的な利益の確保に努める。

・ブランド力を高め、さらなる企業価値向上に努める。

 

 

〔重点施策〕

① 製品開発力の強化

・製品開発室の活性化

・新製品に対する具体的販売目標の設定と進捗管理

 

② 自社製品の販売強化

・組織運営の見直し及び営業体制の強化

・営業活動管理の徹底

・もも太郎ブランドの積極的投入(CM、SNS等の積極的活用)

・秋冬(年間)展開商品の販売強化(新製品の積極的開発投入)

 

③ 生産工場の生産性向上

・生産管理業務の構築と改善

・機械の更新、メンテナンスの計画的実行

・製品トラブルの撲滅とロスの削減

・5S、改善活動の推進

・労働生産性の改善

 

④ 品質管理体制の強化

・クレーム、製品トラブルの撲滅

・品質管理のマネジメント強化

・ISO22000システムの有効活用

 

⑤ 物流体制の強化

・在庫管理の徹底
・物流ネットワークの構築
・安全衛生の向上と環境整備

 

⑥ 新規事業の開拓

・三条工場の有効活用

・秋冬事業の拡大

・アンテナショップ「もも太郎ハウス」のリニューアル及び販売強化

・WEB販売事業の強化

 

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