研究開発活動

5【研究開発活動】

 当社グループは、ソフトウェアプロダクト事業、ソフトウェアディストリビューション事業及びソフトウェアサービス事業の3つのセグメントに区分しておりますので、研究開発活動につきましては、各セグメントについて記載しております。

 

(1) 概要

 当社の社名ユビキタスが表現しているように、いたるところにネットワークに接続された機器(ネットワーク端末)が存在するユビキタス・ネットワーク社会にするためには、ネットワーク機能が「小さく、軽く、速い」ことが求められます。また、昨今ではIoT(モノのインターネット)という言葉の普及とともに、あらゆるモノがインターネットにつながり始めており、単純なネットワーク機能だけでなく、機器のセキュリティ強化のための技術や、データ管理の要素、機器自体の起動時間の短縮等、様々なソフトウェアでの性能要求が高まってきております。これらの要求に応えるため、当社では様々な研究開発活動を行っております。

(2) 当連結会計年度における研究開発活動の成果

① ソフトウェアプロダクト事業

 当連結会計年度は、コネクティビティ&セキュリティ分野におきましては、新CPUアーキテクチャ対応、IoT向け新通信プロトコル調査及びセキュアなIoTサービスを実現するためのソリューション「Edge Trust」の機能強化のための研究開発を中心に取り組みました。

 高速起動分野におきましては、Qualcomm QCS610への「Ubiquitous QuickBoot」への実装に関する技術開発を行いました。

 

② ソフトウェアディストリビューション事業

 当連結会計年度は、株式会社エー・アンド・デイと共同で開発し、2021年4月より販売しております、顧客からのカスタマイズ要望に対応可能な、PCベースの車載システムソフトウェア開発用シミュレーター「GSIL」の追加開発をいたしました。

 

③ ソフトウェアサービス事業
 該当事項はありません。

 

 以上の結果、当連結会計年度における研究開発費の総額は、47,649千円となりました。

 

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