沿革

 

2 【沿革】

 

年月

概要

2006年10月

国立大学法人大阪大学 大学院医学系研究科の玉井克人教授らが同定した骨髄多能性幹細胞動員因子を医薬品として開発することを目的に会社設立。

2007年4月

大阪大学との共同研究を開始。以後、研究成果の知財化を進め、これまでに107件の特許を取得。(そのほか101件の特許を出願中)

2010年4月

本社を彩都バイオインキュベータ(大阪府茨木市)に移転。彩都ラボ開設。
塩野義製薬株式会社と骨髄由来幹細胞動員因子に関する共同研究契約締結。(注)1

2011年11月

独立行政法人 科学技術振興機構(JST) A-STEP本格研究開発シーズ育成タイプに採択。

2012年6月

神戸ポートアイランド内に神戸ラボ(兵庫県神戸市)を開設。疾患モデル動物を用いた薬効試験の実施体制を強化。

2013年7月

彩都バイオインキュベータ内のラボを増床。加えて自社の動物飼育/実験施設を開設し、神戸ラボの機能を吸収。

2013年12月

独立行政法人 科学技術振興機構(JST) A-STEP本格研究開発シーズ育成タイプに採択。大阪大学の早期探索的臨床試験拠点整備事業と連携し、医師主導治験を支援。

2014年4月

大阪大学最先端医療イノベーションセンターの共同研究プロジェクトに採択(テーマは「体内再生誘導医薬開発のための非臨床試験及び新規候補物質の探索」)。大阪大学ラボ開設。

2014年5月

独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 2013年度イノベーション実用化ベンチャー支援事業に採択。

2014年11月

塩野義製薬株式会社とレダセムチド(HMGB1ペプチド)に関するライセンス契約締結。(注)2

2015年8月

大阪大学にてレダセムチドに関する医師主導治験開始。

2017年3月

レダセムチドに関する表皮水疱症を対象とした医師主導治験(第Ⅰ相試験)終了。

2017年8月

中小企業庁助成事業「戦略的基盤技術高度化支援事業」に採択。

2017年12月

大阪大学においてレダセムチドに関する表皮水疱症を対象とした医師主導治験(第Ⅱ相試験)開始。

2018年7月

株式会社ステムリム(StemRIM Inc.)に社名変更。

2019年4月

レダセムチドに関する脳梗塞を対象とした企業治験(第Ⅱ相試験)開始。

2019年8月

東京証券取引所マザーズに株式を上場。

2020年4月

レダセムチドに関する表皮水疱症を対象とした医師主導治験(第Ⅱ相試験)終了。

2020年6月

大阪大学・テクノアライアンス棟に再生誘導医学協働研究所(床面積1,540㎡)を開設。

2020年6月

塩野義製薬株式会社とレダセムチドの適応拡大(変形性膝関節症、慢性肝疾患、心筋症)に向けた新たな契約を締結。

2020年11月

国立大学法人弘前大学においてレダセムチドに関する変形性膝関節症を対象とした医師主導治験(第Ⅱ相試験)開始。

2020年11月

国立大学法人新潟大学においてレダセムチドに関する慢性肝疾患を対象とした医師主導治験(第Ⅱ相試験)開始。

2021年12月

レダセムチドに関する急性期脳梗塞を対象とした企業治験(第Ⅱ相試験)終了。

2022年4月

東京証券取引所グロースに市場区分を変更。

2022年7月

レダセムチドに関する栄養障害型表皮水疱症を対象とした追加第Ⅱ相臨床試験開始。

 

(注)1.「骨髄由来幹細胞動員因子に関する共同研究契約」:HMGB1を候補品とし、医薬品としての開発可能性を検討することを目的とした契約です。

2.「レダセムチド」:HMGB1より創製したペプチド医薬です。HMGB1(high mobility group box-1 protein)は、様々な細胞の核内に存在し、DNAと結合して遺伝子発現を制御する核蛋白です。HMGB1は細胞が壊死した際や炎症細胞が活性化した際に細胞外に放出され、細胞遊走、増殖などを誘導し、自然免疫、自然炎症を助ける働きをすると共に、それに続く組織再生反応を活性化することが知られています。

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