当社グループは、新製品の開発、生産性の向上のための新しい生産方式の開発、製品の高付加価値化とコストダウンなどをテーマとして採り上げ、積極的に研究開発活動を推進しております。また、顧客からの高度化する要望に応えるために、基礎技術のレベルアップはもちろんのこと応用研究にも注力し、高品質な製品の安定供給をめざしています。さらに働き方改革を念頭に、計画的な人材育成に重点を置き、今まで以上の生産性向上に向けた取り組みを進めています。
なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は
当連結会計年度における各セグメント別の研究開発活動の状況は、次のとおりであります。
(日本)
ステンレス管部門では、配管用長尺パイプの生産に取り組み、生産工程の見直しを進め、量産の目途を立てました。また、配管用特殊パイプの生産方法に、従来の技術を取り込み、これを進化させることで歩留向上、リードタイム短縮を図るとともに、製品品質を安定させました。
ステンレス条鋼部門では、従来の自動寸法測定装置の機能を向上させ、仕上げ工程で全数検査が可能となり、上工程での作り込み基準も緩和することができ、生産効率のアップにつながりました。
ステンレス加工部門では、環境負荷軽減に向け、部品洗浄方法の代替方法に目途が立ち、導入に向け具体的な検討に入りました。
鋼管部門では、従来の造管機へ新しい機能を追加し、材料投入部分での作業負担の軽減および、作業環境の改善を進めました。
その他の部門では、検査作業の負荷軽減をターゲットとし、AIの活用に向けた取り組みを引続き推進しています。
なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は
(インドネシア)
ステンレス管部門では、製品の競争力強化を主眼とした生産技術の革新などの研究開発を行っております。当連結会計年度では、特筆すべき成果はありませんでした。
なお、当連結会計年度における研究開発費の支出は僅少であります。
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