当連結会計年度における当社グループの研究開発活動費は総額
また、技術研究所では中長期的視野に基づく基礎研究と、開発部門、製造部門及び技術研究所での新商品の技術開発を行っており、新商品開発、新規事業化への展開を促進しております。
セグメントごとの研究開発活動を以下に示します。
(1) みがき帯鋼事業
冷間圧延ステンレス鋼帯では、国内・欧米自動車メーカー高級車の外装モールに採用されているメタリック調の黒加飾ステンレス鋼「Fine Black」に、新たに「マット調(つや消し)」仕様を開発し、お客様より高い評価を得ております。
極薄電磁鋼帯関連では、地球環境的視点等から更なる高効率化や小型軽量化等が求められており、これらに適した素材として、高パワー密度(小型・高周波・高磁束密度)の環境で、低損失(高効率)の素材を提供しております。
マグネシウム合金帯では、優れた室温成形性と強度、高い熱伝導率を有する 「ZA 系新マグネシウム合金圧延材」を新開発しました。また、軽量化+αの特性(静振、高剛性など)を追求し、自動車、医療機器、電池(一次,二次)等、様々なニーズに応える技術開発を行っております。
みがき帯鋼事業に係る研究開発費は
(2) 加工品事業
加工品事業では、各種産業で必要とされる機能部品やコスト削減に貢献する製品として、異形鋼(異形断面形鋼)製品、精密細管、型鋼製品(冷間ロール成形)などを中心に研究開発を進めております。異形鋼製品では、異形圧延の技術でお客様の切削工程を省略し、省資源化・省コスト化を実現する非鉄異形圧延の量産技術を確立しました。また、高精度異形鋼製品は、お客様の工程を削減し環境に配慮された商品として広く採用されております。
ステンレス精密管においては、分析機器の高性能化、高速化に対応した「内面高精度」小径管の開発および製品化、小径「FINE PEEK-ST キャピラリーコイル」開発を行っております。これらの製品において、安定した溶接技術に加え、溶接品質の全長保証体制の確立、加工技術、熱処理、形状測定、梱包自動化まで一貫した技術開発を行っております。
加工品事業に係る研究開発費は、
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