研究開発活動

 

5 【研究開発活動】

当社は、研削盤の製造及び販売を事業内容とする単一セグメントであるため、セグメントごとに区分しておりません。

 

(1)研究開発目的

当社の研究開発活動は、精度・剛性・作業効率におけるお客様の課題を解決すること、またお客様の生産性の向上を図ることを目的としており、立形研削盤の開発以来蓄積してきた研削技術や知識・経験をもとに、より高精度・高機能で利便性の高い新製品の開発を行っております。

 

(2)研究開発体制

当社における研究開発担当部署として、機械設計担当部門、電気制御担当部門及び研削加工技術担当部門を設置しております。機械設計担当部門は開発機種の本体設計を、電気制御担当部門は研削加工用ソフトウエアの開発を、研削加工技術担当部門は研削加工技術の開発を行っております。

また、開発方針の決定やプロジェクトの進捗管理等を目的として、開発会議を開催し、情報の共有化や課題解決を行うことで開発活動が円滑に運営できる体制を構築しております。

 

(3)研究開発の状況

当事業年度におきましては、横形機であるCNC円筒研削盤「CGX25シリーズ」を開発いたしました。小・中物パーツの量産加工機として長年ご愛顧いただいてきた「CGN」シリーズの後継機である本機は、省スペース性、可動範囲の広さをはじめ従来機よりも幅広いニーズに対応しており、オプションで多彩な複合加工・オートメーション対応を可能にしております。

またCEマーキング(EU基準)に適合し、タッチパネル操作によるユーザーインターフェース操作盤を標準搭載することで、海外での販売を視野に入れた次世代の円筒研削盤となっております。

今後も当社は、お客様のニーズを捉えた製品開発や専門性の高い研削加工に特化した機種ラインナップの拡充に務めることで、研削盤の普及拡大を図ってまいります。

以上の結果、当事業年度に計上した研究開発費総額は114,723千円であります。

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