研究開発活動

 

5 【研究開発活動】

当連結会計年度の研究開発活動は、水栓金具の研究開発力の維持、向上が図れるように、世の中に無い新規性の高いモデルの商品開発を積極的に進めております。固有技術の確立無くして開発の将来は無いとの危機感から、2014年度に研究部を独立した組織として編成し、人と環境に優しい新技術開発を方針としております。

研究部の主な目的は、「当社固有の要素技術」を生み出す事を目的としております。メカと電子コア技術の融合による利便性を向上させ、新しいライフスタイルの提供に主眼をおいております。

主要課題としましては、将来を見据え、電子デバイスの応用技術、キーパーツを中心とした課題に取り組んでおります。

さらに、電子デバイスの応用技術はコロナ禍における非接触型水栓の開発に重要な要素であり、メカと融合させることにより、「安心・安全」に寄与できるような商品の研究開発を進めております。

開発部の主たる目的は『水域/面』展開の概念を基本とした空間提案ができ、心地よさ(品位)を感じることのできる商品の創出です。環境配慮はもちろんのこと、使用感や質感等にこだわり商品開発に取り組んでおります。

研究開発体制は、ものづくり本部内の研究開発部が主体となり、開発部署とのコンカレント開発体制をとっておりました。更なる創造性の向上・業務の合理化・スピードUPを目的とし、2022年3月に開発本部長を総責任者とし研究部・開発部を有する開発本部を設立いたしました。

研究開発の目標管理については『工場会議』で審議しております。具体的な研究開発課題については、月次で「進捗報告会」を開催し、スピーディーな対応ができる体制となっております

なお、当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費の総額は、 105,557 千円であります。

 

当社グループは単一セグメントであるため、製品ごとの主な研究開発活動を下記に記載しております。

年度

新製品又は新技術名

2022年3月期

新型センサ搭載キッチン用シングル混合栓

EK8700E・EK8700EDC

自動水栓 EY507-13の新色追加

EY507-MC

EY507-MDP

自動水栓 EY507-13のトールタイプ

EY507-2T

EY507-2T-MC

EY507-2T-MDP

洗面混合栓 節湯C1バリエーション追加

K47531EJV・K47531EJK等

洗濯機用送り座水栓

Y1433TV-W-13・Y1433TK-W-13等

 

 

 

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