文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
当社は、経営における基本的な価値観・精神・行動基準として、以下のように社是と経営理念を掲げております。また、この経営理念の実現に向けて、とるべき基本方針として、経営基本方針を定めております。
この経営理念に基づき、創業以来培った独創的な技術と開発力を活かしながら、経営基本方針をより具体的に徹底して実践することで、健全で強い体質を有し、永続的に発展する会社づくりを目指しております。
この企業ビジョンの実現を目指していくことで、上場企業としての社会的責任を果たしながら、業績の向上と企業価値の増大を図っていきたいと考えております。
当社グループは、収益性の観点から、売上高経常利益率、ROA(総資産経常利益率)及びROE(自己資本当期純利益率)を重視しております。
2023年7月期を最終年度とする第6次中期経営計画におきましては、次のとおり具体的な経営指標の目標数値を設定しております。
当社グループは、2023年7月期を最終年度とする第6次中期経営計画において、以下の基本戦略を掲げ、前連結会計年度(2021年7月期)より推進しております。
当社グループが属する包装機械業界及び食品機械業界におきましては、自動化・省力化に向けた設備投資需要が比較的堅調に推移してきたものの、顧客からの多様かつ高度なニーズへの対応が引き続き強く求められており、価格面での競争激化は依然として継続しております。また、原材料・エネルギー価格及び物流費の高騰の影響も徐々に出できているなど、当社グループを取り巻く環境は厳しい状況であると認識しております。
このような状況のもと、当社グループは現在推進中である第6次中期経営計画(2021年7月期~2023年7月期)で掲げている上記(3)の基本戦略について一層の推進を図り、グローバル展開加速に向けた販売体制の確立とグループ会社間の事業連携強化を重要課題として、取り組みを強化してまいります。
また、引き続き内部管理体制の充実化を図るとともに、コーポレート・ガバナンスの一層の強化に取り組み、信頼され支持される企業の実現を目指してまいります。
以上に掲げた取り組みを通じて、一層の業績の向上と企業の健全性の維持・向上に努めてまいります。
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