研究開発活動

5【研究開発活動】

 当社グループの研究開発活動は、当社が主体となり、設備市場向け及び建設市場向け各種関連機器の研究開発を継続的に行っております。

 当連結会計年度に発生した研究開発費の総額は427百万円であります。

 セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりであります。

(1)日本

 当社グループの生産活動としては、国内米子工場において2021年12月に竣工した口径2000mmクラスの大型排水ポンプを生産・試験可能な新工場棟が順調に稼働しております。また、更なる飛躍を目的として、国内グループ会社が2022年12月操業開始予定でステンレス鋼・高クロム鋳鉄の鋳造工場を建設中であり、さらに国内主力工場である京都工場においても新工場棟建設計画を進める予定であります。

 研究開発活動としては、設備市場向け及び建設市場向け各種関連機器の研究開発を行っており、設備市場向けでは、豪雨水害対策や排水能力増強に対応した排水ポンプ、CO2排出量削減やCO2回収など、環境に配慮した水中ポンプや水処理機器、液封式ポンプの研究開発を行っております。

 建設市場向けでは、大規模工事用の高揚程大水量ポンプや近年需要が大きく増加している海外鉱山用ポンプなど、耐久性ならびに環境に配慮した水中ポンプの研究開発を行っております。

 その他、ターボ機械関連の流体・強度・振動の計測・分析・解析技術や3Dプリンタを用いた最新のものづくり力について、技術向上と実用化を推進しております。特に3D砂型造形機は2018年11月から3年の研究開発を経て生産実用化に至り、短納期・高精度・高品質のものづくりを実現しております。

 当連結会計年度における研究開発費の金額は427百万円であります。

(2)北米

 該当事項はありません。

(3)中国

 該当事項はありません。

(4)その他

 該当事項はありません。

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