当社グループにおける研究開発活動は、光通信分野で用いられる製品の開発を中心に展開されております。また、当社の光技術を光通信以外の分野に応用する空間光変調器やOCT測定器等の研究開発にも取り組んでおります。
当連結会計年度の研究開発費は、
(1)光部品関連事業
当事業においては、基地局、データセンタや海底ケーブル等に用いられる小型かつ多機能な光部品の研究開発に取り組んでおります。
また、国内外の大学・研究機関と協力してLCOS(Liquid Crystal on Silicon)技術を利用した空間光変調器等の研究開発を行っております。2022年1月には、従来モデルよりも応答速度を向上させた空間光変調器(SLM-210)を開発しました。光波面補正、レーザー加工用光ビーム整形、バイオセンシング、量子コンピューティング等の分野における応用可能性を検証しております。
当連結会計年度中における、当事業に関連する特許出願は7件、特許登録は4件となっております。
当事業に係る当連結会計年度の研究開発費は
(2)光測定器関連事業
当事業においては、主力の波長可変光源、波長可変フィルタ等の特性改善に取り組んでおります。
また、2021年10月に買収したJGR Optics Inc.及びOptoTest Corp.との間では、3社の技術とノウハウを掛け合わせた新製品の開発を推進いたします。
非通信分野においては、産業用のOCTシステムと眼科医療機器の性能向上が研究課題となります。当連結会計年度中における、当事業に関連する特許出願は4件、特許登録1件となっております。
当事業に係る研究開発費は
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