セグメント

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1  報告セグメントの概要

当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社は、全社横断的な機能を統括する組織を本社機構とし、事業に直結する生産活動を担う組織については、取り扱う製品等に応じて事業部門として区分し、管理する体制となっております。
  したがって、当社は、事業部門を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、「航空機事業」、「特装車事業」、「産機・環境システム事業」及び「パーキングシステム事業」の4つを報告セグメントとしております。
「航空機事業」は、飛行艇及び海外航空機メーカー向けの航空機部品を製造・販売しております。
「特装車事業」は、ダンプトラック、テールゲートリフタ、塵芥車等の特装車及び林業用機械を製造・販売しております。
「産機・環境システム事業」は、ポンプ、水処理関連製品、自動電線処理機及びごみ処理設備・機器等を製造・販売しております。
「パーキングシステム事業」は、機械式駐車設備、航空旅客搭乗橋の製造・販売及び保守・改修を行っております。

 

2  報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。

報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部売上高又は振替高は、市場実勢価格に基づいております。

 

(収益認識に関する会計基準等の適用)

「会計方針の変更」に記載のとおり、当連結会計年度の期首から収益認識会計基準等を適用し、収益認識に関する会計処理方法を変更したため、事業セグメントの利益又は損失の算定方法を同様に変更しております。

当該変更により、従来の方法に比べて、当連結会計年度の「航空機」セグメントの売上高は163百万円減少、セグメント利益は4百万円減少し、「産機・環境システム」セグメントの売上高は198百万円増加、「その他」セグメントの売上高は32百万円減少しております。

 

3  報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報

前連結会計年度(自  2020年4月1日  至  2021年3月31日)

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他
(注1)

合計

調整額
(注2)

連結
財務諸表
計上額
(注3)

航空機

特装車

産機・環境システム

パーキングシステム

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  外部顧客への
  売上高

25,957

94,777

37,195

35,228

193,159

16,066

209,226

209,226

  セグメント間の
  内部売上高又は
  振替高

7

8

55

71

2,374

2,445

2,445

25,957

94,785

37,203

35,284

193,231

18,441

211,672

2,445

209,226

セグメント利益又は損失(△)

808

6,707

2,989

3,228

12,117

1,445

13,562

3,083

10,479

セグメント資産

33,515

76,735

38,860

20,651

169,763

25,151

194,915

17,145

212,060

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  減価償却費

1,147

2,473

960

574

5,156

217

5,373

395

5,768

 減損損失

1,102

1,102

1,102

1,102

  有形固定資産及
  び無形固定資産
  の増加額

607

2,668

1,575

1,151

6,002

205

6,207

2,997

9,205

 

(注) 1  「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、建設事業、不動産事業、ソフトウェア事業等を含んでおります。

2  調整額は、以下のとおりであります。

    (1) セグメント利益又は損失(△)の調整額△3,083百万円には、セグメント間取引消去△25百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用△3,058百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及び基礎的試験研究費であります。

    (2) セグメント資産の調整額17,145百万円には、セグメント間取引消去△28,677百万円、各報告セグメントに配分していない全社資産45,822百万円が含まれております。全社資産は、主に親会社での余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)及び管理部門に係る資産であります。

    (3) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額2,997百万円には、セグメント間取引消去△90百万円、各報告セグメントに配分していない全社資産の設備投資額3,088百万円が含まれております。

3  セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

 

当連結会計年度(自  2021年4月1日  至  2022年3月31日)

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他
(注1)

合計

調整額
(注2)

連結
財務諸表
計上額
(注3)

航空機

特装車

産機・環境システム

パーキングシステム

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本

10,615

93,022

29,844

36,271

169,753

16,047

185,800

185,800

アジア

1,580

11,794

1,828

15,203

15,203

15,203

北米

7,854

4

2,882

10,742

10,742

10,742

その他

667

2,582

1,826

5,076

5,076

5,076

顧客との契約から生じる収益

19,137

97,190

46,348

38,099

200,776

16,047

216,823

216,823

その他の収益

  外部顧客への
  売上高

19,137

97,190

46,348

38,099

200,776

16,047

216,823

216,823

  セグメント間の
  内部売上高又は
  振替高

15

8

32

55

2,059

2,115

2,115

19,137

97,205

46,356

38,131

200,831

18,107

218,939

2,115

216,823

セグメント利益又は損失(△)

875

5,354

4,876

3,066

12,422

955

13,378

2,808

10,569

セグメント資産

34,012

77,289

45,572

22,926

179,800

24,566

204,367

16,838

221,206

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  減価償却費

940

2,328

1,033

618

4,920

243

5,164

400

5,564

  有形固定資産及
  び無形固定資産
  の増加額

144

1,706

930

344

3,125

229

3,354

1,428

4,782

 

(注) 1  「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、建設事業、不動産事業、ソフトウェア事業等を含んでおります。

2  調整額は、以下のとおりであります。

    (1) セグメント利益又は損失(△)の調整額△2,808百万円には、セグメント間取引消去73百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用△2,881百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及び基礎的試験研究費であります。

    (2) セグメント資産の調整額16,838百万円には、セグメント間取引消去△31,899百万円、各報告セグメントに配分していない全社資産48,738百万円が含まれております。全社資産は、主に親会社での余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)及び管理部門に係る資産であります。

    (3) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額1,428百万円には、セグメント間取引消去7百万円、各報告セグメントに配分していない全社資産の設備投資額1,420百万円が含まれております。

3  セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

 

【関連情報】

前連結会計年度(自  2020年4月1日  至  2021年3月31日)

1  製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2  地域ごとの情報

(1) 売上高

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本

アジア

北米

その他

合計

182,117

7,826

14,161

5,120

209,226

 

(注)  売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

 

(2) 有形固定資産

本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

3  主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。

 

当連結会計年度(自  2021年4月1日  至  2022年3月31日)

1  製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2  地域ごとの情報

(1) 売上高

  セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

(2) 有形固定資産

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本

アジア

北米

その他

合計

35,244

7,185

0

42,430

 

 

3  主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自  2020年4月1日  至  2021年3月31日)

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

当連結会計年度(自  2021年4月1日  至  2022年3月31日)

該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自  2020年4月1日  至  2021年3月31日)

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

合計

調整額

連結

財務諸表

計上額

航空機

特装車

産機・環境システム

パーキングシステム

当期償却額

43

122

165

165

165

当期末残高

130

130

130

130

 

 

当連結会計年度(自  2021年4月1日  至  2022年3月31日)

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

合計

調整額

連結

財務諸表

計上額

航空機

特装車

産機・環境システム

パーキングシステム

当期償却額

71

71

71

71

当期末残高

330

330

330

330

 

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

前連結会計年度(自  2020年4月1日  至  2021年3月31日)

「特装車」セグメントにおいて、大和総業株式会社、株式会社森安自動車工作所の連結子会社化に伴い、当連結会計年度において、負ののれん発生益を90百万円計上しております。

 

当連結会計年度(自  2021年4月1日  至  2022年3月31日)

「航空機」セグメントにおいて、天龍エアロコンポーネント株式会社の連結子会社化に伴い、当連結会計年度において、負ののれん発生益を294百万円計上しております。さらに、「特装車」セグメントにおいて、株式会社OSK、株式会社WAKOの連結子会社化に伴い、当連結会計年度において、負ののれん発生益192百万円を計上しております。

 

tremolo data Excel アドインサービス Excel から直接リアルタイムに企業の決算情報データを取得

お知らせ

tremolo data Excel アドインサービス Excel から直接リアルタイムに企業の決算情報データを取得